「五島百景」 画集を学校などに寄贈 山本二三美術館

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村上教育長(左)に五島百景画集を贈る山本二三美術館の中村さん=五島市役所

 長崎県五島市の山本二三美術館(戸村浩志館長)は11日、同市出身のアニメーション美術監督、山本二三さんが五島列島各地の風景100カ所を描いた作品群「五島百景」の完成を記念し、画集34冊を市内の全小中学校や図書館に寄贈した。
 山本さんは「天空の城ラピュタ」「火垂るの墓」などジブリ作品の背景画を数多く手掛けてきた。五島百景は2010年から自身のライフワークとして開始。福江島から佐世保市宇久島まで列島各地の里山や海岸、住民の営みなどを温かいタッチで描き、今年1月完成した。画集は全100点が収められている。
 11日は五島市役所で贈呈式があり、同館スタッフの中村円さんが村上富憲教育長に画集を手渡し、「子どもたちをはじめ多くの人に見てもらえたらうれしい」と話した。村上教育長は「大変美しい絵が収められたすてきな画集。子どもたちが、百景に登場する場所に行ってみて、あらためて五島の良さを感じてもらいたい」とお礼の言葉を述べた。
 山本二三美術館や久賀島観光交流拠点センター、奈留島の笠松宏有記念館では7月18日まで、「五島百景 五島列島展」が開かれている。