巨人・坂本がプロ初安打の “愛弟子” 湯浅にウキウキ! 原監督は「2000本目指せ!」

プロ初安打の記念球(原監督のメッセージ入り)を持つ巨人・湯浅(球団提供)

頼もしい〝兄貴〟もニッコリだ。巨人のプロ4年目・湯浅大内野手(21)が11日のロッテ戦(ZOZOマリン)で、うれしいプロ初安打をマークした。

8回途中からウィーラーの代走として出場した湯浅は、9回二死走者なしの場面で相手4番手・成田が投じた5球目のツーシームを叩き、左中間への二塁打。一軍出場通算29試合目、10打席目で初めてスコアボードに「H」ランプを点灯させた。

湯浅は「ようやく4年目で初ヒットが打ててうれしいです! 引き続き、たくさんヒットが打てるように頑張ります!!」と大喜び。この日の一本をきっかけに安打量産を目指す若武者の記念球には、さっそく原辰徳監督(62)から「2000本目指せ!」とのメッセージが添えられた。

この日は、坂本勇人内野手(32)の1か月ぶりの復帰戦。坂本にとってはオフの自主トレに同行させ、ともに汗を流す〝愛弟子〟の一人でもある。記念打をベンチで見届けた坂本は、二塁ベース上の湯浅に向かって満面の笑顔を浮かべながら頭上で何度も手を叩き、自分のことのように喜んでいた。湯浅も坂本が達成した2000安打の偉業を成し遂げられるか。

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