またまた体を張った役に挑む斎藤工

俳優の斎藤工が、7月スタートのテレビ朝日系金曜ナイトドラマ「漂着者」で同局の連ドラ初主演をつとめることを、各メディアが報じた。

各メディアによると、ヒットメーカーとして知られる作詞家でプロデューサーの秋元康氏が企画と原作を手掛ける今作。

とある地方の海岸に斎藤が演じる全裸のイケメン男性が漂着したところから物語がスタート。男性は記憶も無く、自分の名前すら分からない正体不明の漂着者で、発見時につぶやいた言葉から「ヘミングウェイ」と名付けられる。

ヘミングウェイは、発見した女子高生たちがSNSに動画を投稿したことで一躍時の人となっただけでなく、世間を騒がせている事件を解決に導く予言めいた力を発揮したことで、まるで“教祖”のように人々から崇められる存在になっていくというのだ。

斎藤は「このドラマは足掛け3年で実現することになったんですが、今振り返ってみると『この時間は必要なものだったんだな』と思います。皆さんに必要とされるドラマになっていく、そんな必然性を感じています」とアピールしているという。

「今回の発表に合わせて解禁されたビジュアルはかなりインパクトがある。とっくにブレイクを果たしている斎藤だが、役のためなら脱ぐことにまったくためらいもなく、またまた今回も体を張った役に挑むことになった」(芸能記者)

斎藤は14年にフジテレビ系で放送されたドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」で上戸彩が演じた主人公の不倫相手役でブレイク。同作は劇場版も公開されたが、まさに“命懸け”の不倫劇だった。

木村拓哉主演テレ朝系ドラマ「BG~身辺警護人~」シリーズではボディガード役。19年公開の映画「麻雀放浪記2020」では過去から現代にタイムスリップし、ふんどし姿で人気者となったプロ雀士の役を演じた。

役のために妥協しない姿勢はこの先も変わらないはずだ。

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