中日は11日の西武戦(メットライフ)で6―5と逃げ切り、7年ぶりに交流戦勝ち越しを決めた。
先発の大野雄が7回5安打3失点にまとめ今季3勝目をマーク。打線も堂上が4安打を放ち、俊足の高松らが計3盗塁と機動力を生かして西武に4戦ぶり黒星をつけた。以下は与田剛監督(55)の一問一答。
――大野雄は
「前半はコントロールも良かったし、途中から少しボールカウントが増えて浮き始めたけど、何とか7回まで、あの状態でゲームをつくってくれた」
――打線はいい形で脚を使えた
「しっかりと今年の目標であった攻め方ができた」
――高松が2盗塁でバントも決めて相手失策も誘った
「彼の持ち味がよく表せていたと思う」
――三ツ俣が(4回無死二、三塁で二ゴロ野選の間に)生還したプレーは
「あれもうまく回り込んでいいスライディングでした。スタートも良かった」
――発熱した井領がコロナ陰性判定も(濃厚接触の可能性があり、試合前練習に途中参加した)阿部、滝野がスタメンから外れた影響は
「最初にその状態で組んで、阿部も滝野も、まともに今日は練習ができていないので、もう最初に組んだメンバーでいこうと。(三ツ俣や高松ら)行くメンバーもそのつもりで頑張っていたので」
――堂上が4安打
「直倫が一軍に上がってきて非常に状態がいいので、守備でも動きがいい」
――今日は堂上が二塁スタメンで、遊撃は昨年までレギュラーだった京田の代わりに三ツ俣も加わり、遊撃ポジション争いが激しくなってきた
「それはもう就任以来ずっと。チーム内で競争してほしいというのは。競争するってことはレベルがどんどん上がってくることになるので、そこはこれからもどんどん他のポジションもやってほしい」
――あと2試合で交流戦優勝のチャンスもある
「明日勝つことだけですね」
――2014年以来の交流戦勝ち越しが決定した
「それも、もうとにかく明日勝つことだけ」