沖縄県の本年度教員採用試験3190人志願 11年度から減少続く

 県公立学校教員候補者選考試験について、本年度の志願者は3190人で昨年度より341人減少したことが11日までに分かった。県教育庁学校人事課によると、2011年度以降、志志願者の減少が続いており、10年間で約2300人減少した。

 内訳は小学校が939人(昨年度比129人減)、中学校989人(同59人減)、特別支援学校197人(同32人減)、養護教諭193人(同4人増)、高校872人(同125人減)だった。

 同課は「教員の長時間勤務が志願者数減少につながっている。働き方改革を進め、教員の魅力向上に努めていきたい」と話した。

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