“料理人のM-1”「DRAGON CHEF」初代チャンピオンの座は誰の手に? 決勝ラウンドが全国放送

日本全国から集まった才能あふれる若手シェフたちがNo.1の称号を懸けて、与えられたテーマで真剣勝負を繰り広げる、いわば“料理人の「M-1グランプリ」”ともいうべき、ABCテレビで放送中の「ザ・プレミアム・モルツ presents DRAGON CHEF 2021」(土曜深夜0:05、関西ローカル)。ついに761人の頂点に立つスターシェフが決まる決勝ラウンドが、テレビ朝日系で7月4日(午後7:00)に全国放送される。

MCを南海キャンディーズ・山里亮太、総監督をフレンチシェフ・須賀洋介氏、アシスタントを増田紗織アナウンサーが務める同番組は、日本の食文化への関心が国内外で高まっている半面、コロナ禍でピンチが続いている状況を打破し、日本の料理人や生産者を応援すると同時に食の魅力をあらためて世界へと発信していく、次世代スターシェフの発掘を目的としている。

プロ、アマ、料理ジャンルは問わず40歳未満なら誰でもエントリー可能で、昨年12月に出場者の募集が始まると日本全国の若き料理人からの応募が舞い込んだ。その中から、一次選考の都道府県予選を突破した59人のシェフが、「北海道・東北」「関東・甲信越」「東海・北陸」「近畿」「中国・四国」「九州・沖縄」の6地区で開催されたエリア予選で激突。地元の“神”食材を三つ使った「“神”弁当」でバトルを繰り広げた。

エリア予選を勝ち上がった料理人が挑む次なるサバイバルラウンドには、「ミシュラン一つ星レストランで働く北の個性派フレンチシェフ」「食のクリエーティブディレクター」「(同系の)『家事ヤロウ!!!』が生んだ天才料理芸人」「ファイナリスト最年少24歳の女性フレンチシェフ」「スパイスを使いこなす中華の新星」「優勝賞金1000万円を開業資金にしたいと語る元大工の異端イケメンシェフ」「EUが認めた元公邸料理人」「中華を極めるコンクールキラー」「博多の破天荒フレンチシェフ」「高校時代から料理の国際大会で活躍し、27歳の若さでミシュラン三ツ星の名店で腕をふるう和食エリート」といった16人の精鋭シェフが進出した。

この激しい戦いをジャッジするのは、フレンチの巨匠、ジョエル・ロブションの愛弟子として世界で活躍してきた「SUGALABO Inc.」代表の須賀氏。一流の料理人になるには、料理人としてのセンスやスキルはもちろん、魅せる力も必要だと語る須賀氏は、若手シェフたちが作る料理をジャッジするだけでなく、料理人として抱える課題にも鋭い指摘を入れる。

今現在も激闘が繰り広げられているサバイバルラウンドの戦いのダイジェストは、「ザ・プレミアム・モルツ presents DRAGON CHEF 2021 次世代スター料理人No.1への道」として、6月27日(午後1:55)に全国放送予定(ABCテレビでは野球中継放送のため、午後11:00から放送)。そして、この戦いを勝ち抜いた料理人が、7月4日放送の最終決戦へと進み、賞金1000万円と761人の頂点に立つ初代チャンピオンの称号を手にする。

なお、16人いたファイナリストは10人が脱落し、現在6人。残っているのはフレンチ3人、中国料理2名、食のクリエーティブディレクター1人だ。本日6月12日放送回では、3連戦となる最下位・6位で北海道代表の下國伸氏が戦いたい相手として指名したのは、1位の福岡県代表・山下泰史氏と2位の山口県代表・三和慎吾氏。下國氏は「(フレンチという)同じジャンルならバチバチのバトルができるし、激しめの下剋上を見せたい」と2人を選んだ理由を語り、「フードロス」をテーマに普段なら捨ててしまう食材でバトルを繰り広げる。

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