夏の日差しから肌を守る! ビタミンCたっぷり「ピーマン」を食べよう

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気温が高くなり、暑い夏が近づいてくると、水分を含み、ビタミンやミネラルが豊富な夏野菜が出回る時期になってきます。栄養たっぷりの代表的な夏野菜の一つがピーマンです。鮮やかな緑、赤などの皮で紫外線から身を守っています。今回は、身体に嬉しい栄養素がつまったピーマンレシピをご紹介しましょう。

ピーマンの栄養

ピーマンは、とうがらしの一種で、トマトやじゃがいもなどと同じナス科の植物です。一般に出回っている緑のピーマンは、未熟な姿で、苦みもありますが、完熟してくると赤くなり、青臭さが少なくなり、甘みも増しますので、食べやすくなります。旬は夏ですが、夏から秋には茨木県や岩手県、冬から春には、宮崎県でも収穫されますから、1年を通して味わうことができます。ピーマンに多く含まれる栄養素の一つがビタミンCです。特に赤ピーマンは、緑のピーマンに比べて、β―カロテンやビタミンCが2倍以上、ビタミンEは5倍以上にもなるといわれています。

100gあたりのビタミンC含有量は、レモンの1.5倍ほど多く含まれており、夏の紫外線対策や美肌、貧血予防、抗酸化作用なども期待できます。ビタミンCは、紫外線によるメラニンの生成を抑え、たんぱく質や鉄分と結合することで、コラーゲンの生成、肌のハリを保ち、保湿効果も期待できます。たんぱく質と鉄分を含むツナ、レバーなどといっしょに調理すると美肌効果がさらに期待できます。

また、ピーマンの苦みや香りの原因物質であるピラジンは、血液の改善にもつながるため、夏の冷え性対策にも効果が期待できます。ピラジンは、ピーマンのワタや種に多く含まれており、よく食べられている皮の部分の約10倍です。栄養を余すところなく、まるごと食べるのがおすすめです。

ピーマンの苦みをなくす!?

ピーマンは、肩がはっていて、盛り上がっているものを選びましょう。寸胴に見えるものよりも、逆三角形のものがよく、肉厚で全体に張りがあるものを選ぶのがおすすめです。温かい場所で育つピーマンは、日の当たらない涼しい場所に置いて、保存は1週間を目安に使いきりましょう。切り方は、旬の前半である6~7月のものはまだ柔らかいので、縦せん切りがおすすめです。ピーマンの独特の苦みや青臭さが苦手という人も多いのですが、たて切りにすると苦み成分を含んだ細胞があまりこわれないため、苦みを抑えやすいといわれています。また、栄養が抜けるのも防ぎ、シャキシャキした食感も残しやすくなります。

その他、苦みが気になる人は、チーズなどの乳製品と一緒に調理することで、乳脂肪が苦みをコーティングする役目があり、苦みが気にならなくなりますので、ピザのように食べるのもおすすめです。

パンにも合う簡単ピーマンレシピ

いろどりのよいピーマンで食欲がわき、栄養もしっかりとれる、簡単レシピをご紹介しましょう。パンにも合いますから、朝食にもおすすめです。たんぱく質やビタミン類も補えます。

ピーマンと卵の三色いため
<材料>2人分
ピーマン 2個
赤ピーマン 2個
卵 2個
オリーブ油 大さじ1
塩 少々
こしょう 少々

<作り方>
1:ピーマンはそれぞれ縦2つに切り、種を除いて千切りにする。
2:フライパンにオリーブ油を熱し、1のピーマンを強火でいため、しんなりとしてきたら、塩、こしょうで味をととのえる。
3:卵をときほぐして、2に流しいれ、手早くかき混ぜて、半熟状に仕上げます。皿に盛り付けたらできあがり。

<ポイント>
ピーマンと卵は、火を通しすぎないように、手早く仕上げるようにしましょう。塩、こしょうを最後に振ると、卵のほうに味がつきやすいので、ピーマンに味付けをしておくのがポイントです。油は、ごま油などに変えると、風味も代わり、美味しくいただけます。お好みに合わせて、おいしく調理して、栄養をしっかりいただきながら、健康にダイエットしましょう。

岡田明子

おかだあきこ