若者の政治離れに、りんたろー。「若者向けにTikTok出す方がまし」

新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」が、「ABEMA NEWSチャンネル」にて、ニュース番組『ABEMA Prime』を平日夜9時より毎日生放送している。

**■『若者の政治離れ』についてEXITと考える **

りんたろー。「若者向けにTikTok出す方がまし。どうリーチしていくのかテコ入れ必要」

2021年6月10日(木)夜9時の放送では、国会で2年ぶりの党首討論が行われ、東京オリンピック開催の基準を問われた菅総理が思い出話を語り議論が噛み合わないなど、菅総理の答弁に賛否の声があることを取り上げた。これを受け、党首討論の是非についてスタジオで議論した。

番組MCを務めるお笑いコンビ・EXIT のりんたろー。は党首討論をプロレスにたとえ、「プロレスって暗黙の了解で上手く立ちまわることで、パフォーマンスとして成立しているから見られるわけで、嚙み合ってないプロレスは見ていられない」と苦言を呈した。

また、若者の政治離れについて話が及ぶと、りんたろー。は「eスポーツとか麻雀とかルールが分からないから入っていけないと思うのと一緒だと思う。若者向けにTikTok動画として切り取って載せたりする方がよっぽどまし。どこにリーチしていくのかを含めてテコ入れが必要では」と指摘。一方、相方の兼近大樹は「若者が政治に興味を持つのか、政治が若者に歩み寄るのかがハッキリしてないなと思う。政治家は『若者にアピールしたところで意味がない』って思っているかもしれないし、若者は『政治わからない』という状態がずっと続いてしまっている。ここをどう緩和させるかが大事だと思う」と自身の考えを語った。本放送の様子は現在も「ABEMAビデオ」で配信中https://abema.tv/video/title/89-66

**■LGBTQを扱うお笑い界の葛藤…兼近「上の世代の“当たり前”を僕らが全否定するのは違う」 **

りんたろー。「お笑いを取りに行きたいという想いと同時に、力不足を感じる」

また、番組後半では、セクシャルマイノリティーが家族や友人などに対し、自分の性的指向や性自認を伝える『カミングアウト』についてフォーカス。当事者とともにカミングアウトすることへの意義について深堀りした。

このことについて番組MCを務めるお笑いコンビ・EXIT の兼近大樹は「カミングアウトをしたい人、したくない人、できない人など色んな人を認めてこその多様性だなと思う」とコメント。

また、お笑い界でのLGBTQへの差別・偏見について兼近は「お笑いって偏見をクローズアップするところがある。ただ、昔はホモネタとかが面白いとされているときもあったが今ではあり得ないという考えになってきた。最近はお笑いも正解がなくなってきており、少しずつ変わってきている」と語った。これに対し、「LGBTQに対して理解が進んでいない大御所の方がいるときどういう言い方をするんですか?」と問われると、兼近は「正直その場の空気を読むことを優先してしまう部分もある」としつつも、「僕らより上の年代の“当たり前”を僕らが全否定するのも違うと思う。理解し合おうとすることは必要」と自身の意見を展開。さらに、りんたろー。は「LGBTQの友人が周りにいるので、その人たちに寄り添っていきたいと思っているが、どうしても、その人たちに対して嫌な想いさせているかもしれない“お笑い”もある。お笑いを取りに行きたいという想いと同時に、力不足を感じる」と芸人としての葛藤を語った。本放送の様子は、現在も「ABEMAビデオ」で配信中。https://abema.tv/video/title/89-66

■『ABEMA Prime』 放送概要

放送日時:毎週月~金曜 夜9時~夜11時  ※生放送

放送チャンネル:ABEMA NEWSチャンネル

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