サッカー男子決勝 長総大付が4度目V ラグビー決勝 長崎北陽台3連覇 第73回長崎県高校総合体育大会 最終日

【サッカー男子決勝、長崎総合科学大付―長崎日大】前半ロスタイム、長崎総合科学大付のMF高良(背番号19)が激しくディフェンスする=諫早市、トランスコスモススタジアム長崎

 長崎県高校総合体育大会最終日は11日、諫早市のトランスコスモススタジアム長崎などでサッカー男子、ラグビーの決勝が行われ、サッカー男子は長崎総合科学大付が3大会ぶり4度目、ラグビーは長崎北陽台が3大会連続19度目の優勝を飾った。長崎北陽台は県新人大会、全国大会(花園)県予選を含めた県内主要3大会で30連勝を達成した。
 サッカー男子決勝の長総大付-長崎日大は、長総大付が0-0で迎えた後半19分、右から持ち込んだFW西岡がミドルシュートを決めて先制。32分に相手GKのキャッチミスを拾ったFW石山が1人かわして追加点を奪うと、ロスタイムにも西岡の右クロスをFW牧田が頭で合わせて3点目を挙げた。長崎日大も後半途中までスコアレスで粘り、後半はシュート5本を放ったが、長総大付が3-0で振り切った。

【ラグビー決勝、長崎北陽台-長崎南山】前半8分、長崎北陽台のプロップ山崎が左隅にトライを決める=長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場

 ラグビー決勝の長崎北陽台-長崎南山は、長崎北陽台が序盤からトライラッシュ。3分にフランカー永田が先制トライ(ゴール)を決めると、その後もプロップ山崎、SH川久保、WTB亀川らが次々にインゴールに飛び込み、前半だけで49-0として試合の大勢を決めた。長崎南山も後半19分、ロック寺田がラックサイドを突破してトライ(ゴール)を返したが、最後は長崎北陽台が68-7で快勝した。

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