ベースグレードより400万円も高いトヨタ アルファードの「エグゼクティブラウンジ」は超豪華な2列目シートが最大の特徴! だが3列目へのアクセスは不便な仕様だった

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トヨタ アルファードは乗り出し価格500万円はくだらない高級ミニバンにもかかわらず月平均で1万台弱を売り上げるほど大人気を博している。現行モデルは大きく2.5/3.5リッターエンジンモデル、そしてハイブリッドモデルをラインアップしており、全14グレードを展開している。中でも3.5リッターエンジン搭載車とハイブリッドモデルに用意されている最上級グレード「エグゼクティブラウンジ」があるのだが、このグレードにはどんな装備がついているのか!? 今回は車内を中心にアルファードのエグゼクティブラウンジをご紹介。

トヨタ アルファード ハイブリッド エグゼクティブ ラウンジ[E-Four(4WD)/7人乗り]

アルファードの最上級モデルは700万円超え!

現行アルファードは2015年にデビュー。当初よりラインアップされている「エグゼクティブラウンジ」は、会社役員や政治家、芸能人をはじめ、各界のVIPの送迎用車両として愛用されている最上級グレードである。

価格は726万9000円〜775万2000円とそう簡単に手に入れられる価格帯ではないのだった。ちなみにアルファードのベースグレード「X」は359万7000円のため、同じ車種でありながら400万円以上の価格差があるのだ。

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【2列目比較】最大の違いはシートの機能にあり! リクライニングとオットマンまでもが電動

外見上の違いは専用ホイールとリアに「エグゼクティブラウンジ」と刻まれたエンブレムが装着されている程度であるが、内装に大きな違いがあるのだった。

注目すべきは2列目シートで、専用シートが奢られる。人気グレードのS"C"パッケージなどに代表される7人乗りモデルとは違うシートなのだ。

エグゼクティブラウンジの2列目シートはそれぞれのシートの左右に大型のアームレストが備わる。アームレスト内にリクライニングやオットマンの操作パネルが装備されている

S"C"パッケージなどの2列目シートにもオットマンやリクライニング機構は備わるもののマニュアル操作となる。だが、エグゼクティブラウンジは前後スライド機構以外の全てが電動で操作が可能なのだ。

それに加えてフロントシートと同様に2列目シートにもシートヒーター/シートクーラー、そして左右それぞれに折り畳み式テーブルが備わるなど、エグゼクティブラウンジの名に相応しい内容となっている。

【使い勝手比較】3列目の使用頻度が高いならエグゼクティブラウンジはオススメできない

S Cパッケージなどの2列目シートはシート間にスペースがあるために3列目へのアクセスも容易に可能なのだった

3列目シートはサイズなども含めて同じであるが、使い勝手に関してはエグゼクティブラウンジは少々劣ってしまう。

というのもエグゼクティブラウンジの2列目シートは他のモデルのシートよりもサイズが大きいために3列目へのウォークスルーができないのだった。S"C"パッケージなどの他のグレードは左右のシート間を導線として使え、わざわざ2列目シートを前にスライドさせる必要がなく、非常に楽に3列目へのアクセスができるのだった。

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実際どんな使い方をするのか? という視点でグレード選びを

今回はアルファードの最上級グレード「エグゼクティブラウンジ」の2列目シートを中心に見てきた。確かにその名に相応しい内容ではあるが、3列目を使うシーンが多いファミリーならS"C"パッケージなど他のグレードも選択肢とするのも大いにアリである。

これからアルファードを検討する方は実際に使用するシーンを想像しながらグレード選びをして欲しい。

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】