〝はったり男爵〟IOCコーツ副会長が有観客を猛プッシュのKY発言

コーツ副会長(ロイター)

国際オリンピック委員会(IOC)の〝はったり男爵〟ことジョン・コーツ副会長(71)が、またまた日本国民を逆なでするKY発言で大ひんしゅくを買っている。

コーツ副会長が東京五輪の観客についてシドニーで報道陣に語った内容を海外メディアが一斉に報道。「私は観客を見たいし、アスリートも見たいと思う」とコーツ副会長は有観客を猛プッシュ。新型コロナ禍が依然として厳しい状況にある中で中止を求める世論を無視して開催を強行しようとするばかりか、観客までどんどん入れろという自らの〝願望〟を押し付けてきたのだ。

この発言にネット上では「自分たちの欲望だけしか考えてないな」「人の命なんか見ていない、ソロバン勘定しかしていない」「日本人をなめすぎじゃないか」などと日本国民の怒りが爆発。なかには「どうしても観客を入れたい自民党への応援メッセージでしょう」と政府とともに感染リスクを無視して入場料収入目当ての有観客をゴリ押ししようとしているとの意見も見られた。

コーツ副会長は緊急事態宣言下でも構わず東京五輪を開催すると強弁して猛批判を浴びたばかりだが、またもや日本国民から猛批判を浴びることになった。

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