12日、東京競馬の2歳新馬戦(芝1400メートル)で白毛一族のハイアムズビーチ(牝・萩原)が見事にデビューVを飾った。道中は好位後ろの外めできっちり流れに乗り、直線へ向くと内で逃げ込みを図る2着馬ハギノモーリスに半馬身差をつけてゴールした。勝ち時計は1分22秒2。
手綱を取った北村宏司騎手は「パドックから返し馬まですごく落ち着いていました。スタートの反応も良かったですが、まだ緩さがあって追いだしてからもバランスを取るのに力を使っていました。ただ、坂を真っすぐに駆け上がって頑張ってくれました」と振り返った。
同馬は祖母シラユキヒメ、母ユキチャンに続く母子3代の白毛馬で、今年無敗で桜花賞を制したソダシはいとこにあたる。