逆風なんの! 巨人・岡本和が2戦連発の18号3ラン 被弾した美馬もあ然

初回に先制の3ランを放った巨人・岡本和

主砲のバットが初回から火を噴いた。巨人・岡本和真内野手(24)が12日のロッテ戦(ZOZOマリン)で先制の18号3ランを叩き込んだ。

第1打席は味方打線が相手先発の美馬からつくった一死一、三塁の絶好機。カウント2―2から外寄りのスライダーを完璧にとらえ、打球は左中間スタンドに着弾した。上空には左翼から本塁方向へ風速6メートルの逆風が吹いていたが、岡本和の打球はモノともせず、フェンスを超えた。美馬は打たれた瞬間に被弾を確信した様子で、ただただスタンドに消えていく打球を見送るしかなかった。

この時点で岡本和は本塁打でリーグトップに立つヤクルト・村上に1本差に迫り、独走中の打点は54に伸ばした。岡本和は「なんとかランナーを還そうと思って打ちました。その結果がホームランになりましたね。打てて良かった」。

試合の主導権は握ったが、直後に2点を返されたとあって、さらなる大爆発といきたいところだ。

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