バルスは3位!日常的に使いたい「ジブリの名言」はどれ?『ラピュタ』『トトロ』etc.

gooランキングから『日常的に使いたい「ジブリの名セリフ」ランキング』が公開されました。『天空の城ラピュタ』や『もののけ姫』『となりのトトロ』などの名作から、あのセリフたちがランクイン。1位に輝いたのは?

gooランキングから「バルス!日常的に使いたい「ジブリの名セリフ」ランキング」(2017年調査)が発表されました!

多くの名作を世に送り出し老若男女を問わず人気のあるジブリ作品、映画館やテレビで視聴した事がある人も多いでしょう。

ジブリ作品には見せ場での名セリフが多く、ネット掲示板やSNSなどで引用して発言している人も目立ちますよね。

そこで「日常的に使いたいジブリの名セリフ」アンケート調査がおこなわれました。

みんなが使いたいジブリの名セリフとは、一体どの作品のどんなセリフだったのでしょうか?

今回はランキング結果をもとに、numan読者や関係者に調査を実施。

みんなの熱いコメントと共に、ランキングをお届けします♪

10位~7位

日常的に使いたい「ジブリの名セリフ」ランキング! 上位は『天空の城ラピュタ』が独占

© 1988 Studio Ghibli

10位は『となりのトトロ』メイの「とうもころし」。

4歳のメイが、正しく"とうもろこし"と発音できない姿は、なんとも愛らしいですよね。

9位は『となりのトトロ』サツキ&メイの「夢だけど、夢じゃなかった!」。

メイとサツキが、トトロにもらった種を植えたところ、ある夜トトロの力で、木の芽がいっきに巨木に成長します。

翌朝、巨木は姿を消していますが、種からは芽が出ており……感動する姉妹から飛び出したセリフですね。

numan読者からは「トトロのセリフで一番好きです。子どもの頃の夏、ワクワクした気持ちを思い出します」という声が届きました。

日常的に使いたい「ジブリの名セリフ」ランキング! 上位は『天空の城ラピュタ』が独占

© 1997 Studio Ghibli・ND

8位は『もののけ姫』アシタカの「生きろ。そなたは美しい」。

サンに殺されそうになりながらも、このセリフを静かに言い放つアシタカが印象的ですよね。

このセリフに含まれる「生きろ。」は、作品のキャッチコピーでもあります。

コピーライターは糸井重里さん。本作のテーマのひとつかもしれません。

7位は『もののけ姫』モロの「黙れ小僧!」。

サンを人間の世界に帰すべきだと主張したアシタカに、育て親である山犬・モロが言い放つシーンは、一度観たら忘れられないパワーを持っています。

声優の美輪明宏さんによる熱演ぶりは、宮崎駿監督もアフレコ時に圧倒されたそう。

インターネット上では、リスペクトを込めて「黙れ小僧!お前に○○が救えるか!」といった改変スラングとして使われることも。

6位~4位

6位は『天空の城ラピュタ』ムスカの「目が、目がぁーーーーー!」。

物語の終盤、激しい光によって視力を失ったムスカが、衝撃のあまりに言い放つセリフです。

これまで悪役として力強く振る舞ってきた彼が、目を押さえて身悶える動きと相まって、インターネット上ではたびたびネタにされることもありますよね。

日常生活の中でも、比較的使いやすいセリフかもしれません。

numan関係者からも「まぶしい!と思った時に、つい使っちゃいます。同世代だとラピュタは大抵の人が見ているので、オタクじゃなくてもウケます(笑)」というコメントが届きました。同票4位のひとつめは『天空の城ラピュタ』ムスカの「見ろ、人がゴミのようだ」。

ラピュタを制圧し、自らの欲望に向かって突き進むムスカが放つセリフ。

ここで言う「人」とは、大破したゴリアテの艦底から、地上に向かって落下していく兵士たちのことです。

この様子は、宮崎駿監督の絵コンテ上では「テレビゲームに夢中の男」と表現されているのだそう。

ムスカのような残酷なシーンはなかなかなさそうですが、日常生活で高いところに上った時などは、つい使ってしまいがちなセリフかもしれませんね。

日常的に使いたい「ジブリの名セリフ」ランキング! 上位は『天空の城ラピュタ』が独占

© 1992 Studio Ghibli・NN

同票4位は『紅の豚』ポルコ・ロッソの「飛ばねぇ豚は、ただの豚だ」。

ポルコを探す旧友ジーナに、電話ごしに放つセリフのひとつ。

このシーンで、ポルコの飛行機は壊れているのですが、彼からは再び飛び立つという固い意志がうかがえます。

作中屈指の名ゼリフであり、名シーンのひとつでもあるでしょう。

numan読者からも「初見は幼稚園時でしたが、大人のロマンあふれる雰囲気がとても格好よく見えました。渋くてクールで痺れるセリフ。どうにか日常的に使ってみたいですが……」とコメントが届きました。

3位

日常的に使いたい「ジブリの名セリフ」ランキング! 上位は『天空の城ラピュタ』が独占

© 1986 Studio Ghibli

3位は『天空の城ラピュタ』パズー&シータの「バルス!」でした。

ラピュタ語で「閉じよ」の意味がある、クライマックスの名ゼリフです。

シータの生家では、「滅びの言葉」として伝わっていました。

パズーとシータが、飛行石を手に発したことで、ラピュタは自らを破滅へと向かわせていきます。

最近ではテレビ放映時にSNSで多くの人が同時に「バルス!」と言うのが恒例となっていますよね。

かつて韓国からのサイバーテロでも落ちない「2ちゃんねる」のサーバーまでもが、「バルス!」の大量書き込みで落ちたという事例まであるそうです。■みんなの声■

「金曜ロードショーの時は実況をするのが楽しいです。日本人はみんな好きなセリフかも?笑」

「滅びの呪文が伝えたらいいな……って思うことが、人生には何度かあります」

「本編ではシリアスなシーンなんだけど、このセリフはついギャグで使ってしまう」

2位

日常的に使いたい「ジブリの名セリフ」ランキング! 上位は『天空の城ラピュタ』が独占

© 1986 Studio Ghibli

2位は『天空の城ラピュタ』ドーラの「40秒で支度しな!」。

捕えられたパズーに、全てを捨てシータを助けに行くのか問うセリフです。

乱暴で身勝手なドーラですが、このセリフの前には「ここへはもう2度と帰って来れないよ?」と問いかけているため、パズーの覚悟を改めて問う、魅力的な姉御肌の持ち主でもありますよね。

このセリフは、非常に使いやすそうな言葉で相手を急かすのに良さそう。

ちなみに、パズーはこれを言われてから、ものの20秒ほどで支度を済ませてしまっています。■みんなの声■

「寝起きの子どもを急かす時に使ったことがあります。盛り上がって急いでくれました。流石に40秒では済まないですけど…!」

「毎朝自分を奮い立たせるために脳内で言いたい」

「ラピュタはドーラたち海賊もいい味出してるんだよな~と、改めて思わせてくれた名言」

1位

日常的に使いたい「ジブリの名セリフ」ランキング! 上位は『天空の城ラピュタ』が独占

© 1986 Studio Ghibli

1位は『天空の城ラピュタ』ムスカの「3分間待ってやる」でした。

主人公パズーの「シータと2人きりで話がしたい」という要求に応じたセリフ。

実際に測ってみると「3分間待ってやる」と言ってから、50秒ほどしか待っていないというシーンです。

この間に、シータとパズーはラピュタを終わらせることを決意。ほどなくして、3位にも食い込んだ「バルス」を唱えることになります。

印象的なシーンとセリフであるのはもちろん、日常生活でもかなり使いやすいセリフでもありますよね。

数あるムスカの名ゼリフの中からトップに輝いたのも、汎用性ゆえなのかもしれません。■みんなの声■

「あらゆる待ち時間に応用できる。さすがムスカ大佐!」

「カップ麺を作る時に使う定番のセリフ」

「何かとネタにしてしまう……これ言う時のムスカの、なんとも言えない歪んだ顔がすっごい好きですね」

1位から10位はこちら!

1位 「3分間待ってやる」/『天空の城ラピュタ』ムスカ

2位 「40秒で支度しな!」/『天空の城ラピュタ』ドーラ

3位 「バルス!」/『天空の城ラピュタ』パズー&シータ

4位(同票)「飛ばねぇ豚は、ただの豚だ」/『紅の豚』ポルコ・ロッソ

4位(同票)「見ろ、人がゴミのようだ」/『天空の城ラピュタ』ムスカ

6位 「目が、目がぁーーーーー!」/『天空の城ラピュタ』ムスカ

7位 「黙れ小僧!」/『もののけ姫』モロ

8位 「生きろ。そなたは美しい」/『もののけ姫』アシタカ

9位 「夢だけど、夢じゃなかった!」/『となりのトトロ』サツキ&メイ

10位 「とうもころし」/『となりのトトロ』メイ

調査概要

gooランキング

集計・出典:gooランキング(https://ranking.goo.ne.jp/column/4521/)

調査期間:2017年6月22日~2017年6月27日

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