ソフトバンク・柳田200号を〝世界の王〟が祝福「随分遅かったという感じだね」

通算200号本塁打を放った柳田

ソフトバンク・柳田悠岐外野手(32)が12日のヤクルト戦(ペイペイ)で通算200号本塁打を達成した。入団以来、熱心に見守ってきた王貞治球団会長(81)は、愛情たっぷりに稀代のスラッガーの通過点を祝福し、さらなる飛躍に期待をかけた。

まず「ほんとに随分遅かったという感じだね。彼の持っているもんからしたら、もっとガーっと出ると思ったけど。でも、ここから300、400に向かってね、どんどん加速していけばね」と語った。

その上で「技術的なものは独特のものを持っているからね。これからますます磨きをかけてね、結果にうまくつなげてくれれば、それがチームをグイグイ引っ張ってくれることになる。まだ年齢的にはね、肉体的条件からしたら、もう10年はできるからね! その気になって頑張ってほしいね」とハッパをかけた。

王会長が夢を託す唯一無二のスラッガー。ミスターフルスイングのゴールはまだまだ先だ。

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