女子プロレス「スターダム」の12日・大田区総合体育館大会でシンデレラ・トーナメントの準決勝と決勝が行われ、上谷沙弥(24)が舞華を下し、初優勝を果たした。
準決勝でひめかを撃破して決勝に駒をすすめた上谷は、舞華と激闘を展開。テーピングの巻かれた舞華の左足への蹴りなど非情の攻めで徐々にペースをつかむと、最後はフェニックス・スプラッシュで華麗に飛んで3カウントを奪った。
試合後は「私は今まで、ダンスとかアイドルとかたくさんやって、努力しても報われないことが多かったんですけど、プロレスラーとして初めて1人でタイトルを手にすることができて本当にうれしいです」と歓喜の涙。
さらに「これからは正真正銘のスターダムを目指して頑張っていきたいです」と意気込むと、次なる目標に自らの師匠でもあり、プロレスラーになるきっかけとなった中野たむが持つワンダー王座への挑戦を表明した。