ファンご自慢の1枚を募集 湘南モノレールが「2022カレンダーフォトコンテスト」

フォトコンテストの応募要項など

2021年はまだ折り返し点だが、今回は早くも2022年に向けた話題――。神奈川県の湘南モノレールは、2022年のカレンダーに使用する写真を募集している。全線開通50周年を記念する「2022湘南モノレールカレンダーフォトコンテスト」の募集期間は、2021年6月1日から8月31日まで。

湘南モノレールは、JR東海道線と接続する大船と湘南江の島間を結ぶ6.6キロの路線。1970年3月7日に最初の大船―西鎌倉間が開業、翌1971年7月1日に湘南江の島まで全通した。

事業者の湘南モノレールは、開業から40年以上、三菱重工業のグループ企業だったが、2015年に福島交通や岩手県北バスといった地方都市の鉄道・バス事業を手掛けるみちのりホールディングスの傘下に。その後、積極的な利用促進作戦を打ち出している。

路線は大船駅付近の道路上を急勾配で走る区間のほか、途中にはカーブやトンネルもあり、会社側も〝湘南のジェットコースター〟をキャッチフレーズにPRしている。

2021年は全通50周年の節目で、フォトコンを企画した。テーマは、「湘南モノレールと、その風景」で、同社の車両が被写体として写っているのが条件。応募資格はプロアマを問わないが、応募者は作品の著作権を持つ撮影者本人に限る。

審査は写真家の遠藤真人さんとコンテスト事務局が務め、最優秀賞1点と優秀賞13点を選考。それぞれにモノレール乗車証とカレンダー、賞品を贈る。応募方法の詳細は湘南モノレールホームページで案内する。

文:上里夏生
(画像:湘南モノレール)

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