堅守速攻で主導権を 13日熊本戦

 サッカーJ3で暫定2位のカターレ富山が、13日午後2時からホームの県総合運動公園陸上競技場で第11節の5位熊本戦に臨む。勝ち点差は2で、敗れれば順位が入れ替わる大一番。MF椎名は「昨年のホーム戦で負けた借りを返したい」と必勝を誓う。

 熊本は個々の能力が高く、ボールを保持しながら攻め込むスタイルで、5勝3分け2敗の勝ち点18。富山相手には昨年のホーム、アウェー戦ともに勝利するなど、約10年間負けなしだ。

 富山は、リーグ戦では6戦負けなしで当日を迎える。9日にJ1浦和に敗れた天皇杯は、熊本戦を見据えてメンバーを温存しながら終盤まで得点を許さないなど、強豪相手にも十分戦える層の厚さを見せた。

 熊本戦は相手に自由にパスを回させず、ボールを奪ったらスムーズに攻撃につなげて主導権を握りたい。

 チームは12日、富山市草島の北陸電力総合運動公園で最終調整を行った。

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