エンゼルスが逆転勝利で5割復帰 大谷は代打で安打放つ

【エンゼルス8-7ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

エンゼルスは3回裏に5点を先制されたものの、徐々に点差を詰め、1点ビハインドで迎えた9回表に3点を奪って逆転に成功。ダイヤモンドバックスに8対7で勝利し、今季初の5連勝で勝率5割復帰を果たした。マイク・トラウトを欠きながらも直近18試合で13勝5敗と勢いが出てきたエンゼルス。日本時間5月23日の時点で19勝27敗と8つの借金を抱えていたが、その借金を一気に返済した。

エンゼルスが勝率を5割に戻すのは日本時間5月3日に13勝13敗だったとき以来。5割復帰を果たす逆転勝利の立役者となったのがアンソニー・レンドンだ。5点を先制された直後の4回表に4号ソロを放つと、5回表には1点差に詰め寄る2点タイムリー二塁打。そして、1点ビハインドの9回表無死1・3塁の場面ではレフトへの同点犠飛を放ち、1人で4打点を叩き出した。今月は10試合に出場して打率.325、16打点を記録。トラウトを欠く打線を支えている。

大谷翔平はDH制のないナ・リーグの球場のためベンチスタートとなり、8回表無死1塁の場面でフアン・ラガレスの代打として登場。ライトへのヒットを放って無死1・3塁とチャンスを拡大し、次打者キーン・ウォンのセーフティスクイズにつなげた。最終的に1点差で勝利したことを考えると、このスクイズは大きな意味を持つ1点となった。大谷は1打数1安打で今季の打率を.270、OPSを.966としている。

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