【レビュー】おすすめ夏用寝袋! キャプテンスタッグ「スーパーコンパクトシュラフ200」をレビュー

キャンプのマストアイテムのひとつであるシュラフ(寝袋)。使うシュラフによってはキャンプの快適さに格段の差が生じます。就寝時の快適さはもちろん、持ち運びのしやすさや、保管のしやすさも重要です。今回は、筆者が使っているキャプテンスタッグの「スーパーコンパクトシュラフ200」を体験レビューいたします。

キャプテンスタッグ「スーパーコンパクトシュラフ200」は使用温度12℃以上の夏に最適な寝袋!

キャプテンスタッグの「スーパーコンパクトシュラフ200」は、使用温度目安が約12℃以上という仕様で、夏の平地でのキャンプにおすすめ。

「スーパーコンパクト」という名前のとおり、持ち運びやすい軽量な寝袋でもあります。

収納サイズは約14×22cm、重量は780gで、上手に収納するとさらにコンパクトにもできます。

筆者撮影(左のグレー色がスーパーコンパクトシュラフ200、右は筆者が今までに使用していたDABADAの封筒型シュラフ)

使用時のサイズは幅が80cm、長さが190cm。ポッチャリ体系の筆者は幅が気になりましたが、寝返りも十分できるスペースがありました。

ダブルファスナー式で、足元だけ開閉することもでき、温度調節が楽です。

筆者撮影(ダブルファスナーと面テープで開閉を調節)

最低気温15℃の環境におけるキャンプで使用した際は「薄くて軽いので、夜中に冷えるのでは?」と思っていたのですが、予想以上に保温力があり、快適に眠ることができました。

コンパクトなおかげで持ち運びストレス軽減

この「スーパーコンパクトシュラフ200」にして一番良かったと感じる点は、持ち運びのストレスが減ったことです。

車を横付けできるオートキャンプ場でない場合、荷物運びはできるだけ回数を減らしたいもの。

シュラフは意外に嵩張るので、これまでは単体で運んでいたのですが、片手で持てるサイズになったことで、気持ちと体が楽になりました。

寝袋を選ぶときは使う季節も考慮しよう! 「スーパーコンパクトシュラフ200」は夏用におすすめ

筆者撮影(もっとコンパクトになります)

筆者はキャプテンスタッグ「スーパーコンパクトシュラフ200」を店頭で見つけたときに、材質や使用温度などは考えず、軽くて小さい=持ち運びしやすいという想いで即購入しました。

店頭で確認したのは、形状(封筒型)、重量、家で洗えるかの3点です。

帰宅後、型番でシュラフの詳細を調べてみたところ、使用温度は約12℃~との記載が。

夏の平地キャンプにはぴったりですが、初秋~初春に使用する場合や環境によっては、寝袋を二重にするなどの工夫を要しますね。

これからシュラフを購入される方は、次のような点をチェックしてみてください。

  • 形状:封筒型・マミー型(人型)
  • 材質:ダウン、化繊、中綿の有無など
  • 重量:持ち運び時や就寝時に重くないか
  • サイズ:就寝時に足や手がはみ出ないか
  • 対応温度:使用する季節や、キャンプ場の場所(標高が高いところや水の近くなど)でも変わる
  • その他:家で洗えるか、ファスナーの開閉はスムーズか、など

運搬や収納時に困らないサイズを選ぶのも、快適なキャンプライフには欠かせない要素です。

今回ご紹介しているキャプテンスタッグ「スーパーコンパクトシュラフ200」は、対応温度12℃以上なので、主に夏用の寝袋としておすすめです。

キャプテンスタッグの夏用寝袋「スーパーコンパクトシュラフ200」のメリット・デメリット

筆者撮影

では、筆者が実際に使用して感じたメリットとデメリットをレビューいたします。

スーパーコンパクトシュラフ200のメリット

  • 畳んだときに縛って止められる紐が縫いつけてある(探したり無くす心配がない)
  • コンパクトで軽量なので、持ち運びや収納が楽
  • 初夏から初秋までは1枚で使用、それ以外はインナーシュラフとして使える薄さ
  • 封筒型なので、開いて掛け布団のように使える
  • 価格が手頃で、防災用品としても◎

スーパーコンパクトシュラフ200のデメリット

  • 夏場でも標高が高いところや寒いところで使うのは難しい
  • マットレスの素材によっては、シュラフが滑ることがある

このシュラフは、デメリットを探すのが難しいほど、筆者は快適に使用できました。

春・秋は使えない?キャプテンスタッグの寝袋「スーパーコンパクトシュラフ200」活用法

筆者撮影(「スーパーコンパクトシュラフ200」を使用した初秋キャンプ時の最低気温)

薄くてコンパクトが魅力の「スーパーコンパクトシュラフ200」。

使用温度の目安が12℃以上なので、それを少しだけ下回るような肌寒い季節に使用するときのおすすめ対策法をご紹介します。

1)底冷え対策になるマットレスを併用する

筆者は初秋のキャンプで、「サーマレストマット Zソルライト」を併用しました。

「サーマレストマット Zソルライト」は、コンパクトでありながら、保温性、断熱性が高く、評判の良いマットです。

このマットをシュラフの下に敷くことで、地面からの冷気を遮断しました。

サーマレスト Zソルライトのレビューは、こちらの記事も参考になさってください。

2)台所マットやカーペットなどを活用する

シュラフの表面がツルツルして、マットレスの上で滑る心配があったので、手持ちの台所マット(未使用)をマットの上に重ねました。

適度な厚みが、地面からの冷気と、石などのゴツゴツ感をやわらげてくれます。

台所マットは柄物も多く、テント内に敷くと華やかに見え、長さや厚みを選べる点が◎。

収納時はサーマレストマットと一緒に巻いて止めて置けるので、一石二鳥です。

3)ひざかけや毛布、ジャケットなどを上からかける

厚めの毛布を持ちだすほどではない季節なら、シュラフの上からブランケットや、ジャケットなどを肩口や足元にかけるのも効果的。

シュラフの上に布製品をかけることで、体温の放熱を防ぎます。

4)靴下や小さめ湯たんぽを併用する

足が冷えると体全体が冷えやすくなり、温まるまでに時間を要します。

靴下を履いてシュラフに入る、足元に小さな湯たんぽを置くなどして、足を冷やさないようにしましょう。

5)インナーシュラフとして使用する

薄手のシュラフは他のシュラフと組み合わせ、インナーシュラフとして使うこともできます。

封筒型のシュラフを広げて掛け布団のように使ったり、マミー型(人型)のインナーシュラフとしても◎。

キャプテンスタッグ「スーパーコンパクトシュラフ200」は丸洗い可能! 使用後のメンテナンス方法

筆者撮影

キャプテンスタッグの「スーパーコンパクトシュラフ200」は、手洗いできるシュラフです。筆者は手洗いして柔軟剤で仕上げました。

薄いので部屋干しでも1日で乾き、たたんだ時は柔軟剤の良い香りがしました。

シュラフは、寝汗や土ほこりなどで汚れやすいので、気軽に洗えるかという点も重要です。

キャンプ場では、使用後に天日や風で干してから収納し、何度か使用したら洗濯して清潔に使いましょう。

洗濯時に、ほつれや破れた箇所などを点検することもお忘れなく。

買ってよかった! キャプテンスタッグ「 スーパーコンパクトシュラフ200」はおすすめできる寝袋です

筆者撮影(筆者のソロテントとの相性もピッタリ)

今後、筆者のキャンプではスーパーコンパクトシュラフ200が活躍することになります。

冬キャンプでは手持ちのシュラフと併用し、インナーシュラフとして使用するしてみる予定です。

ソロキャンプや夏キャンプで使用するコンパクトなシュラフをお探しの方は、ぜひ候補にいれて検討してみてくださいね。

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