海外ドラマ「DEVILS~金融の悪魔~」 主演のP・デンプシー&A・ボルギ対談映像公開

ロンドンの大手投資銀行で働く敏腕トレーダーが、ヨーロッパ経済を揺るがす金融戦争に巻き込まれる姿を描いた海外ドラマ「DEVILS~金融の悪魔~」から、ダブル主演として出演したパトリック・デンプシーとイタリア人俳優の新星アレッサンドロ・ボルギによる、対談映像が公開された。

米大手投資銀行NYLロンドン支社のアメリカ人CEOを演じたパトリック・デンプシーと、NYLロンドン支社のイタリア人トップトレーダーを演じたアレッサンドロ・ボルギ。公開された対談映像で、2人は終始リラックスした様子で、本編とは打って変わったチャーミングな笑顔を見せている。

お互いの第一印象についての質問にパトリックは、アレッサンドロの「目が輝いていていい」と語り、「君との演技はやりやすかったよ。セリフ以上に目で感情がすぐに伝わったからね。役者同士が演技をする時はセリフより感情が大事だ」と、イタリア出身で英語のセリフに苦労したアレッサンドロを称えている。対するアレッサンドロは、「僕は初日にしたハグを強烈に覚えてる。初日から僕はあなたといて自然体でいいと感じられた。おかげですごくリラックスできた」と、大先輩のベテランとの現場に緊張したことなどを語っている。

タイトルの「悪魔」という表現についてパトリックは、「タイトルは『DEVILS~金融の悪魔~』だけど”悪魔”っていう直接の意味じゃないよね。2009年のリーマンショック以前ならより悪魔的な考え方だったと思う。でも人間愛があると思うし、悪人だらけじゃないよ。リーマンショック後の話だから、それ以前に比べて考え方も変わっている。本当の意味での共感力や理解力を表現しているんだ。彼らの力や役割の重要性をね」と自らの解釈を披露している。

ほかにも、撮影を振り返った感想などを語る2人が、お互いを称え合ってがっちりと熱いハグを交わす姿も捉えられている。

「DEVILS~金融の悪魔~」は、イタリアの株式トレーダー、グイド・マリア・ブレラが2008年のリーマン・ショックからインスピレーションを得て執筆、大ヒットした同名小説をドラマ化した作品。世界的金融危機をヨーロッパ側の視点で描き、当時世界中に広がった経済不安をストーリーに織り込みながら、ギリシャなどヨーロッパ諸国の経済不安や、リビアの内戦、IMF専務理事のスキャンダルなどの、実際のニュース映像も多用してリアルさを追求したドラマとなっている。

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