楽天・早川が阪神戦で5回3失点降板 近本に逆転2ラン被弾

阪神戦で先発マウンドに立った早川

楽天・早川隆久投手(22)が阪神・近本に痛恨の逆転5号2ランを浴び、5回3安打3失点で降板した。

13日の阪神戦(楽天生命)に先発登板した早川は3回二死二塁から、マルテの適時左前打で先制を許した。

しかし、4回、楽天打線は阪神先発・ガンケルから無死一、二塁から浅村の右線二塁打で同点。さらに二、三塁から島内の遊ゴロの間に1点を還し2―1と逆転に成功する。

直後の5回表、早川は簡単に二死を奪うも9番・梅野に四球を与えると1番に帰って近本への3球目、外角を狙ったストレートが甘く入り右翼スタンドへ飛び込む逆転の5号2ランを被弾した。

打たれた瞬間、しまったという表情を浮かべ、打球の行方すら追わなかった早川。味方打線に逆転してもらった直後のやってはいけない逆転被弾の意味がその表情ににじんでいた。

早川はこの回限りで降板し投球内容は5回3安打3失点だった。

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