【関西女子硬式野球選手権ラッキートーナメント大会2回戦】バイオレッツが京都文教に大きく点差をつけて勝利

野球 試合サマリー

関西女子硬式野球選手権ラッキートーナメント大会2回戦は6月13日 (日)、田辺スポーツパークスタジアムで京都文教 vs 東近江バイオレッツの試合が行われた。京都文教 1 - 10 バイオレッツ とし、バイオレッツが9点差の大差での勝利となった。

【試合レポート】
待ちに待った公式戦初戦!

心配していた天気は現地(和歌山県田辺市)に近づけば雨もやんでくれました。対戦相手は元プロ選手を含む今年創設された京都文教さん。小西美加総監督兼選手#18も9番サードで出場。

初回、先攻を選んだバイオレッツは1番横山#2が四球で出塁。2番尾﨑#6の初球になんなく盗塁を成功し、尾﨑は犠打できっちり一死3塁の形をつくります。3番木瀬#16がファールで粘り強く食らいつき、フルカウントからの9球目を左中間をライナーで貫くタイムリースリーベース。先制点をもぎ取ります。この日4番に入る坂原朱#23も続きます。左中間を破るタイムリーのスタンディングダブル。圧巻は5番中嶋#1。センターの頭上を越えるタイムリースリーベース。立て続けに追加点が入ります。続く6番鈴木#25が四球を選び盗塁で1死二三塁とすると、7番酒井#10が左中間を鮮やかに破る2点タイムリースリーベース。初回に5点の大量点を奪いゲームを有利に進めます。

バイオレッツの先発は辻#15。OP戦最多登板の辻は先頭を右前ヒットで出塁を許しますがバックが併殺を成功させ3人で相手攻撃を抑えます。

初回、相手投手が交代してからは少し大振りが増えてしまい2回~4回まで単調な攻撃が続き得点が入りません。京都文教高橋#41選手ナイスピッチングでした。

4回裏、ここまで3回打者9人で終わらしていた辻が2巡目につかまります。1番白水#2選手をエラーで出塁を許すと1死後、3番中村#9選手にセンター前を打たれ盗塁まで成功され1死二三塁で4番高橋#41選手を迎えます。ここは何とか気迫の投球をみせ空振り三振で2死二三塁となりました。何とかアウトをあと一つもぎ取り無失点で切り抜けたかった辻でしたが続く5番河村#14選手にレフト前に運ばれます。ようやく1点が入りムードよくなった京都文教さん。続くバッター井上#11選手の初球に盗塁成功。得点圏にランナーを進めます。しかし辻が井上選手のピッチャーライナーの打球をはじくも、ファーストに送りスリーアウト。必死に1失点で防ぎます!

5回表反撃に転じるバイオレッツ。回の先頭4番坂原朱#23がきれいにセンター横にライナー性のヒットを打ち出塁します。牽制悪送球があり2塁まで進むと、5番中嶋#1の長打が!会場から一斉の拍手が👏あがりました!
両翼100mセンター122mの田辺スポーツパークのフェンスまで転がるレフトオーバーのタイムリースリーベース。6番鈴木#25が四球、盗塁で1死二三塁とし8番辻#15が左中間に2点タイムリーヒットを放ちます。その後9番今崎#24にもセンター前が飛び出すと、1番横山が深く守っていたライトに犠牲フライを運びさらに追加点。2番尾﨑#6がライトの横を抜けるタイムリーツーベースを放ちこの回コールド成立の9点の差を拡げ10-1とします。

5回裏、この回無失点にするとコールドが成立する場面で辻#15から甲斐田#56に投手を交代します。
この回先頭の織田#12選手を空振り三振に取る気迫の投球。8番黒長#33選手、9番小西#18選手を連続四球を出すも球威は圧巻。

ランナーを出してしまいましたが1番白水#2選手を見逃し三振、2番松本#55選手見逃し三振とアウト全てを三振でとりゲームセット。

2021年初戦。10-1(5C)で勝利することができました。応援ありがとうございました。
対戦していただきました京都文教さん、会場運営していただきました大阪体育大学さん、審判さん他、試合をできる環境を整えていただき誠にありがとうございました。

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