鹿児島県徳之島で50年に一度の記録的大雨

 気象庁は13日(日)午後5時頃、鹿児島県徳之島で「50年に一度の記録的な大雨になっている」と発表した。大雨による災害に厳重な警戒が必要だ。

 奄美付近には梅雨前線が停滞している影響で、大気の状態が非常に不安定になっている。特に、徳之島には発達した雲がかかっていて、午後3時30分の解析雨量では天城町付近で1時間で約60ミリの非常に激しい雨を観測している。

 奄美では南部を中心に、引き続き13日夕方まで非常に激しい雨が降り、14日(月)にかけても局地的に激しい雨が降る所がある見込み。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要だ。

 なお、土砂災害や浸水害、洪水害の危険度に関しては、「気象庁ホームページ」のキキクル(危険度分布)で最新の情報を確認したい。

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