マンC・グアルディオラ監督 3選手放出で “イングランドのメッシ” 獲得にロックオン

EUROにも召集されているMFグリーリッシュ(ロイター)

イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーのジョゼップ・グアルディオラ監督(50)が、欧州選手権で大ブレークの期待がかかるイングランドの至宝にロックオンだ。

スペインの移籍専門メディア「フィチャージェスネット」は、マンチェスターCが今夏のトップターゲットとしてイングランド代表MFジャック・グリーリッシュ(25=アストンビラ)に狙いを定めたと報じた。

「夏の移籍市場でのメーンターゲットだ。グアルディオラ監督は〝偽9番〟のシステムを継続する上で、そのエリアで才能を発揮できる選手を補強したい。これがグリーリッシュがターゲットになっている理由だ」と指摘。グリーリッシュは独特なリズムのドリブル突破と高い決定力で〝イングランドのメッシ〟と呼ばれる存在で、今夏の移籍市場では多くのビッグクラブが獲得を狙っている。

そうした中で〝本家〟が愛弟子のグアルディオラ監督もグリーリッシュの才能にほれ込み、獲得を熱望しているのだ。

ただ、ネックになるのが高額な移籍金。アストンビラ側は移籍先に1億ユーロ(約130億円)以上を要求しており、マンチェスターCも簡単に手を出せる額ではない。

そこでマンチェスターCは資金捻出のために3選手の放出を検討。同メディアによると、FWリヤド・マフレズ(30)、FWラヒーム・スターリング(26)、DFアイメリク・ラポルテ(27)が売却候補に挙がっている。

欧州選手権でのグリーリッシュの活躍次第で移籍金がさらに高騰する可能性もあり、イングランドの至宝の今大会でのプレーに注目が集まる。

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