これが37歳になった矢野貴章!プロ19年目の「予知能力」を見よ

13日に行われた明治安田生命J2リーグ第18節で、栃木SCの元日本代表FW矢野貴章が今季4点目となるゴールを決めた。

この日対戦したのは、霜田正浩監督が就任したばかりの大宮アルディージャ。

試合は開始早々の5分に大宮がイバのゴールで先制するが、40分、栃木が得意のセットプレーから追いつく。

競り合いのこぼれ球から三國ケネディエブスが見事なボレーを放つも、大宮GK上田智輝が反応。クロスバーに当たり防がれたかに思われたが、矢野がGKよりも一瞬早くスライディングでゴールに流し込んだ。

よく見ると、矢野は三國がシュートを打った瞬間にゴール方向へ走り出している。まるで予知能力!ボールがこぼれて来る可能性にかけて走り込んだ37歳の“嗅覚”には、解説の播戸竜二さんも脱帽の様子だった。

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矢野はこの日もハードワークが身上の栃木SCをけん引する圧巻のパフォーマンスを見せ、アウェイでの勝点1獲得に貢献している。

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