後藤真希に続いて鈴木亜美とも…AKB48が “禁断コラボ” に挑戦し続ける理由

AKBの代表曲「フライングゲット」をセンターで歌う鈴木亜美

〝多様なコラボ〟はグループに好影響をもたらすことになりそうだ。

アイドルグループ・AKB48は10日から4日間にわたって、東京・文京区の東京ドームシティホールでライブと演劇を融合させた舞台「AKB48 THE AUDISHOW」を開催。千秋楽の13日夜公演には、歌手の鈴木亜美(39)がゲスト出演した。

終盤、鈴木はAKBの代表曲「フライングゲット」「ヘビーローテーション」をセンターで歌唱。4歳と1歳の息子を持つママながら、キレのあるパフォーマンスでファンとメンバーを驚かせた。

鈴木は1998年に人気オーディション番組「ASAYAN」(テレビ東京系)のボーカルオーディションで1位を獲得し、小室哲哉のプロデュースで歌手デビュー。「BE TOGETHER」などヒットを飛ばした。

ただ、年の離れたアイドルたちとのパフォーマンス後はさすがに息切れ気味。鈴木は「みんな歌って踊って体力がある。日本を代表するアイドルは誇り高いですね」と称えると、小栗有以(19)は「大人になっても亜美さんのようにキレイでいられるように頑張ります!」と刺激を受けていた。

AKB48といえば、昨年9月のテレ東系音楽特番「テレ東音楽祭 2020秋」で、元モーニング娘。の後藤真希(35)と初コラボ。センターとして「フライングゲット」などをメドレー披露し、大きな反響を呼んだ。

「OGといえども元モー娘のゴマキにセンターという一番目立つ場所を明け渡すのですから『禁断コラボ』という声も聞かれた。ただ、こうした挑戦的な仕掛けはAKBだからこそできる。ゴマキや鈴木亜美という一時代を築いたトップアイドルと共演したことは、メンバーの成長にもつながる」(音楽関係者)

貴重な機会を今後の弾みにしたいところだ。

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