長崎県松浦市調川町の「つきっこ保育園」(田口松子園長)で、園児が育てたタマネギの皮で草木染のハンカチを作った。
昨年11月に園児が園内の畑に植え、民営化と園名変更後の5月に収穫してバーベキューで食べた。残った皮を捨てるのはもったいないと、保育士の小野奏さん(41)の提案で有効活用することにした。
白い木綿の布の所々を輪ゴムで縛って絞り染めに。赤茶色の皮の煮汁に浸した後、ミョウバン液に漬けると、布は淡い黄色に変わった。縛った部分だけが染まらず、同じ模様が二つとない“オンリーワン”のハンカチが完成。いい「父の日」のプレゼントになりそう。
“オンリーワン”「父の日」プレゼント タマネギの皮で草木染
- Published
- 2021/06/14 09:11 (JST)
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