「多くの県民 受けて」 長崎県・中村知事もワクチン接種

ワクチン接種を終え、記者団の質問に答える中村法道知事=県庁

 長崎県が新型コロナウイルスワクチンの大規模接種を始めた12日、中村法道知事が長崎会場(県庁)で接種を受け、「第4波は大きな山を越え減少傾向だが、まだ散発的に新規感染が発生している。多くの県民に受けてもらうことが重要」と呼び掛けた。
 注射の際に肩を出しやすいよう半袖のポロシャツ姿で来場。午前10時半ごろから一般の高齢者と同じように並んだ。経過観察後に取材に応じ、「全然痛くなかった。早く接種を完了して迷惑をかけないようにという思いで接種券が届いてすぐ予約した」と話した。
 大規模会場の運営については「スタッフの皆さんの協力でスムーズだった」と順調な滑り出しに上機嫌だった。


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