NHK杯県高校野球 長崎商VS小浜 13日決勝

【準決勝、長崎南山-小浜】6回裏小浜2死満塁、関が右中間に走者一掃の三塁打を放つ(写真左)、【準決勝、大崎-長崎商】7回裏長崎商2死二塁、2ランを放ちガッツポーズする大町=県営ビックNスタジアム(写真右)

 第69回NHK杯県高校野球大会第4日は12日、長崎市の県営ビッグNスタジアムで準決勝2試合が行われ、長崎商と小浜が決勝に進んだ。長崎商に敗れた大崎は2019年の佐世保地区新人戦から続いた県内主要大会での連勝記録が止まった。
 長崎商は大崎に6-3で競り勝った。三回に大坪と大町の適時打で2点を先行。四~六回に1点ずつを失って逆転されたが、六回に鬼塚の犠飛で追いつくと、七回に大坪の適時打と大町の右越え2ランで3点を勝ち越した。守っては田村が自責点2で完投した。
 小浜は長崎南山に8-5で打ち勝った。二回に敵失で先制すると、追いつかれた四回に本田と山本れの適時打で2点を勝ち越し。再び同点となった六回に上町のスクイズと中野の適時打、関の3点三塁打で計5点を挙げた。エース中野は初戦から3試合連続で完投した。
 最終日は13日、ビッグNで3位決定戦(9時30分)と決勝(13時5分)を実施する。


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