児童参加し植樹活動 上南地区地域づくり協へ桜の苗木を寄贈 能生LC

 糸魚川市能生地域で活動する能生ライオンズクラブ(清水靖博会長)は、地元の上南地区地域づくり協議会(伊藤幸雄会長)に八重桜の苗木2本を寄贈した。能生川須川橋たもとで8日、南能生小児童らが参加し、植樹活動を行った。

3年目となる桜の植樹活動。今年は能生川須川橋たもとの県道沿いに植えた

 地域づくり活動を応援する寄贈は3年目。一昨年は南能生小校庭に4本、昨年は権現荘対岸に2本を植樹した。今年は県道沿いに植えた。清水会長は「能生谷に来ていただいた方も、見て楽しんでほしい」と話す。

 植樹活動には同校全校児童、両団体メンバーら総勢80人が参加。桜の植樹とともに、地区の各所で季節の花々約600セットを植えた。伊藤会長は「上南を桜で彩ってほしいという気持ちがうれしい」と応援に感謝し、「子どもたちが大人になった時、桜を見て思い出してほしい」と願った。

 張り切って参加した斉藤暖人君(南能生小5年)は「みんなと花植えをやって、こんなに大変かと思った。この桜も10年後、きれいな花を咲かせてほしい」と話した。

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