レッズが3連勝で貯金1 秋山翔吾は代打で二塁打を放つ

【ロッキーズ2-6レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

レッズはメジャー初登板初先発のトニー・サンティヤンが制球に苦しみながらも5回途中5安打1失点の力投を見せ、打線は2回裏に逆転して新人右腕を援護。1点差に詰め寄られた直後の7回裏に3点を追加し、6対2で勝利してロッキーズ3連戦をスイープした。前日に約1ヶ月ぶりの勝率5割復帰を果たしたレッズだが、貯金を作るのは開幕17試合で9勝8敗だったとき以来。直近13試合で10勝3敗と好調を維持しており、ここから上位浮上を目指したいところだ。

サンティヤンは初回にいきなり無死2・3塁のピンチを招き、チャーリー・ブラックモンの犠飛でメジャー初失点。しかし、2回表一死1・3塁のピンチを無失点で切り抜けると、レッズは直後の2回裏にジョーイ・ボットーのタイムリーとエウヘニオ・スアレスの14号2ランで3点を奪い、逆転に成功した。サンティヤンはその後も毎回のようにピンチを背負い、5回表に3つの四死球で二死満塁としたところで降板。惜しくも勝利投手にはなれなかったが、「夢が叶った。全ての瞬間を楽しんだよ」と自身の登板を充実した表情で振り返った。

レッズの秋山翔吾は1点リードの7回裏無死1塁の場面で投手の代打として登場。カウント1-1からの3球目、内角の速球を弾き返し、右翼フェンスを直撃する今季3本目の二塁打を放った。レッズはここから無死満塁とチャンスを広げ、3点を追加。チームの勝利につながる価値ある一打だった。秋山はそのままセンターの守備に就いたが、2打席目は回って来ず、1打数1安打で今季の打率は.240、OPSは.609となっている。

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