ブルージェイズ打線が8本塁打 ゲレーロJr.は21号を放つ

【ブルージェイズ18-4レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

ブルージェイズは8本のアーチが飛び出すなど20安打18得点と打ちまくり、レッドソックスに18対4で大勝。1試合8本塁打は球団史上2位であり、レッドソックスの本拠地フェンウェイ・パークにおけるビジター球団の最多記録となった。ブルージェイズ先発のロビー・レイは大量援護に守られ、6回4安打10奪三振3失点で今季4勝目(2敗)をマーク。レッドソックスは先発のマーティン・ペレスが2回途中でノックアウトされ、2番手ライアン・ウェバーは11失点を喫した。

初回にテオスカー・ヘルナンデスの9号3ランとルルデス・グリエルJr.の6号ソロで4点を先制したブルージェイズは、2回表にマーカス・セミエンが15号ソロ、4回表にヘルナンデスが10号3ラン、5回表にボー・ビシェットが13号3ラン、6回表にキャバン・ビジオが5号ソロを放ち、6回終了時点で大量11点をリード。7回表には本塁打王争いで両リーグトップに立つブラディミール・ゲレーロJr.に21号2ランが飛び出し、9回表にラウディ・テレズが4号2ランを放って本塁打ショーを締めくくった。

ヘルナンデスは2本の3ランを放ち、6打数3安打6打点の大活躍。チャーリー・モントーヨ監督は4番ヘルナンデスの働きが3番ゲレーロJr.の活躍を支えていると考えており、「大谷翔平の後ろをマイク・トラウトが打っているようなものだよ。後ろにトラウトがいると大谷を歩かせたくない。テオスカーの調子がいいから相手投手はブラッディ(=ゲレーロJr.の愛称)を歩かせたくないんだ」と語った。チーム合計99本塁打と長打率.453はどちらもメジャートップ。重量打線がブルージェイズの大きな武器となっている。

© MLB Advanced Media, LP.