ラグビーの元日本代表FB五郎丸歩氏(35=ヤマハ発動機)が14日、浜松市内で引退会見を行った。
2008年の入団から海外でのプレーを挟み、ヤマハ発動機で約13年の現役生活にピリオドを打った五郎丸氏は「本当にスッキリした気持ち。後悔も1つもないし、次のステージに向けてまた力をためようという感じ」と率直な感想を語った。
4月のトップリーグ・プレーオフ2回戦でクボタに敗れたシーズン最終戦はメンバーから外れ、チーム関係者席で試合を見守った。「自分のプレーを見せることなく引退となったが、これも自分の人生。プロの厳しさといったものなのかなと感じている」
また、今後は2022年1月開幕の新リーグに向けてヤマハ発動機が立ち上げる新クラブでマネジメント業務に携わることを明かし「この出られなかったことに関しての悔しさというのは、次のステージの最大の活力にしてやっていきたい」と力を込めた。
新クラブとは7月1日からの契約。五郎丸氏は「それまで少し時間があるので釣りを十分に楽しんで活力にしたい」と語った。