【ダッチオーブンで作る絶品ローストビーフ】2種類の作り方を伝授! アレンジレシピで翌日も楽しもう

こんにちは、浜の小魔人です。今回はダッチオーブンで誰でも簡単に失敗せずに作れるローストビーフの作り方をご紹介します。アレンジレシピも載せますので、翌日もローストビーフが楽しめますよ。ぜひお試しください。

キャンプでローストビーフを作るならダッチオーブン調理がおすすめ! 筆者はニトリのものを愛用

筆者撮影

筆者は「ローストビーフはダッチオーブンが一番美味しく作れる」と信じています。しかも、初心者が挑戦しても失敗がほとんどありません。

ダッチオーブンは様々なメーカーから販売されていますが、筆者はキャンプを始めた頃に購入したニトリの19cmダッチオーブン(通称ニトダッチ)をメンテナンスしながら愛用しています。

ダッチオーブンを長く使うには、こちらの記事も参考になさってください。

今回は、ダッチオーブンを使ったローストビーフの作り方について、2種類の調理方法をご紹介します。

まだダッチオーブンをお持ちでない方は、この機会にぜひ入手してみてください。

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なるべく手間を減らしたい人には、メンテナンスが楽なダッチオーブンもおすすめです。

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ダッチオーブンで作る絶品ローストビーフレシピ!美味しく作るコツは「温度」と「タイミング」

ローストビーフは、手順と火加減(調理温度)を覚えてしまえば比較的簡単に作れる料理ですが、以下の2ポイントを抑えるとより一層美味しく作れます。

1)ローストビーフ成功のポイントは温度管理

筆者撮影

ローストビーフは、名前の通り牛肉を蒸し焼きにする料理。

牛肉は高温で加熱しすぎると固くなってしまうので、美味しくするには温度管理が大切です。

炭火焼きの場合は弱火でじっくりと、低温調理の場合は湯温をしっかり見定めましょう。

2)ローストビーフは作りたてより寝かせた後が旨い

筆者撮影

2点目は、意外に思われる方もいらっしゃるかもしれません。調理後に肉を少し休ませることで、旨味がグッと増します。ちょっとだけ我慢してから食べてみてくださいね。

さあ、それではいよいよ作り方のご紹介をしていきます。一つは王道の炭火焼き、もう一つは「しっとり柔らかな仕上がり」が特徴の低温調理です。

筆者は家族など一緒にキャンプに行くメンバーに調理工程を見せたいときには炭火焼きで、一人で食べる時は低温調理で作ることが多いです。

ダッチオーブンで作る絶品ローストビーフレシピその1:王道の炭火焼き

筆者撮影

キャンプでローストビーフを作るなら、やはり王道の炭火焼きがおすすめです。ワイルドな味わいになりますし、調理過程も絵になりますからね。

【材料】

  • 牛もも肉:300g
  • じゃがいも:1個
  • 人参:1本
  • レタス:適量
  • オリーブオイル:大さじ1
  • 塩:適量
  • 胡椒:適量
  • ★お酢:大さじ2
  • ★醤油:大さじ2
  • ★お酒:小さじ1

【作り方】

1.牛もも肉は、予めクーラーボックスから出して調理前に常温にしてから塩、胡椒をまんべんなくすり込む

筆者撮影

2.ダッチオーブンにオリーブオイルを引いてすべての表面に焼き色をつける

筆者撮影

3.表面に焼き色がついたら肉を一旦取り出し、ダッチオーブンの底をペーパータオル等で綺麗にする

4.ダッチオーブンに網を乗せ、その上に取り出した肉、よく洗ったじゃがいもと人参を切って乗せる(皮付きのままが良い)

筆者撮影

5.炭火をしっかり起こし、ダッチオーブンを乗せ、蓋の上にも多めの炭を乗せる(蓋の方に炭が多くなるくらいが良い)

筆者撮影

6.炭火で30分〜45分じっくり焼く(炭の量や火力により時間は要調整)

筆者は何度もローストビーフをつくった結果、焼けていく香りや音などで感覚的に焼き具合を判断していますが、調理用の温度計で肉の内部の温度を測ってみる方法もあります。

7.焼きあがったら、肉を取り出しアルミホイルに包んでしばらく休ませる

筆者撮影

8.肉を休ませている間に、★の材料をフライパンで煮詰めてソースを作る

筆者撮影

9.レタスなどの野菜を敷いたお皿に薄切りにしたローストビーフをのせてソースをかけたら完成

筆者撮影

ダッチオーブンで作る絶品ローストビーフレシピその2:低温調理で作るとしっとり美味しい

筆者撮影

先にご紹介した炭火焼きは、王道ではありますが、筆者は低温調理でローストビーフを作ることの方が多いです。

炭火焼きは火加減が難しいのですが、この低温調理は難しいことを考えずとも、いつもしっとり柔らかいローストビーフができるからです。

【材料】

  • 牛もも肉:300g
  • じゃがいも:1個
  • 人参:1本
  • レタス:適量
  • お湯:1リットル
  • 水:150cc
  • 塩:適量
  • 胡椒:適量
  • ★玉ねぎ:1/4個(みじん切り)
  • ★醤油:大さじ2
  • ★お酒:大さじ1
  • ★にんにく:1片(みじん切り)
  • ★生姜チューブ:2cm

【作り方】

1.牛もも肉は、予めクーラーボックスから出して調理前に常温にしてから塩、胡椒をまんべんなくすり込む

筆者撮影

2.肉に金串をさしてバーナーで表目に焼き目をつける(フライパン等で焼いてもOK)

筆者撮影

3.ダッチオーブンで沸騰させたお湯1リットルに水150ccを入れて85℃前後にしたものを用意する(冬などの寒い時期に作る場合は、水を100ccに減らしましょう)

4.湯煎ができるビニール袋に肉を入れ、しっかりと口を結んで3に浸し蓋をする

筆者撮影

湯煎ができるビニール袋はこちら

5.ダッチオーブンでそのまま1時間低温調理する(火にはかけません。ダッチオーブンは少しずつ温度が下がる特性があるので蓋をしたまま放ったらかしにしてください)

筆者撮影(撮影のため蓋を開けました)

6. 1時間放置している間に付け合わせのじゃがいも、人参を食べやすい大きさに切って茹でておきましょう

7.1時間したらお湯から取り出し、肉を少し休ませます

筆者は、経験的にこの時間で調理していますが、調理用の温度計で肉の内部の温度を測って時間を決める方法もありますので、試してみてください。

筆者撮影

8.★の材料をよく混ぜてソースを作ります

筆者撮影

9.ローストビーフを薄切りにしてレタスなどの野菜の上に盛り付け、ソースをたっぷりかけたら完成

筆者撮影

ダッチオーブンで作る絶品ローストビーフのアレンジレシピ:翌日も美味しくいただけます!

ローストビーフは、大きめの肉で作るのが一般的。だから、1回の食事では食べきれない時もありますね。そんな時に筆者が作るアレンジレシピをご紹介いたします。

アレンジレシピ1:簡単なのに旨い「ローストビーフ丼」

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お酒を飲みながらローストビーフそのものの味を楽しんだ翌日は、ちょっと濃いめのタレで作った「ローストビーフ丼」をぜひ試してみてください。

【材料】

  • ご飯:お好きな量
  • ローストビーフの残り:お好みの量
  • たまご:1個
  • ★醤油:大さじ3
  • ★お酒:大さじ2
  • ★砂糖:大さじ3
  • ★ニンニクチューブ:3cm
  • ★生姜チューブ:3cm

【作り方】

1.ご飯を用意して、真ん中を少し凹ませて器によそう

筆者撮影

2.1の上に薄切りにしたローストビーフを敷く

筆者撮影

3.★の材料をフライパンに入れて煮詰め甘辛ソースを作る

筆者撮影

4.中央の窪みに卵黄を落とし、3のタレをたっぷりかけたら完成

筆者撮影

アレンジレシピ2:厚切り食パンのローストビーフサンド

筆者撮影

厚切りパンに挟んだローストビーフとチーズマヨソースがやみつきになる美味しさです。

【材料】

  • ローストビーフの残り:お好みの量
  • パン:4枚切り1枚
  • レタス:1〜2枚
  • ★マヨネーズ:大さじ2
  • ★クリームチーズ:18g
  • ★醤油:小さじ2
  • ★ねりわさび:2cm(お好みの量)

【作り方】

1.ローストビーフを薄切りにする

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2.パンを半分に切り、真ん中から薄切りに切り込みを入れる(1/3くらい端を残す)

筆者撮影

3.パンの表面に焼き目がつくくらい焼く(キャンプ場で焼く場合は、パンを軽く押さえて焼くと焼き目が綺麗に付きます)

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4.パンの切り込み部分にレタスを挟み、★の材料をよく混ぜたソースをたっぷり乗せる

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5.最後に薄切りにしたローストビーフを挟み盛り付けたら完成

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ダッチオーブンで作るローストビーフが最高! キャンプを華やかに彩る絶品レシピをお試しあれ

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ローストビーフはキャンプ飯としては彩りが綺麗になるので筆者おすすめです。ワイルドに作りたいなら炭火焼き、柔らかく仕上げたいなら低温調理が良いでしょう。

ソースを複数作って並べれば、味変しながら楽しむこともできますね。調理にあまり手間がかからないので、のんびりしたり家族と遊ぶ時間もたっぷり取れますよ。

「炭火焼き」と「低温調理」、2種のローストビーフレシピ、あなたならどちらを作りますか?

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