警察庁が6月14日(月)に発表した、2021年5月末現在(151日目)の交通事故統計月報によると、65歳以上の高齢者全国交通事故死者は累計555人(前年同月比－108)※、総数(996人)の55.7％を占めています。月間では89人(－19)と、2020年7月(91人)に下回る、月間最少値となりました。
都道府県別では28府県で減少、19都道県で増加しています。
なお、75歳以上の高齢運転者による死亡事故件数は123件(前年同月比－26)※となっています。
※なお2020年はうるう年のため、前年同月比では1日少ない。
■2021年高齢者交通事故死者数(5月末現在：計上日基準確定値)
【月別】〈都道府県別最多〉
・ 1月：132人(－50)〈9人 群馬県・千葉県〉
・ 2月：118人(－17)〈8人 埼玉県・愛知県・広島県〉
・ 3月：118人(－ 2)〈8人 北海道〉
・ 4月： 98人(－20)〈8人 大阪府〉
・ 5月： 89人(－19)〈7人 愛知県〉
・1日あたり3.68人／6.53時間に1人の割合
・年間死者数：2020年1596人 19年1782人 18年1966人
・ 5月死者数： 108人 114人 133人
【都道府県別】
全国 555人(－108)［構成率55.7％］
北海道 28人(＋ 8)［71.8％］
青森県 8人(＋ 3)［88.9％］
秋田県 9人(－ 3)［69.2％］
岩手県 4人(－ 12)［57.1％］
宮城県 11人(＋ 1)［68.8％］
山形県 8人(－ 3)［57.1％］
福島県 10人(－ 1)［58.8％］
茨城県 13人(－ 9)［56.5％］
栃木県 14人(－ 1)［50％］
群馬県 16人(＋ 8)［72.7％］
埼玉県 30人(＋ 5)［58.8％］
千葉県 29人(－ 1)［58％］
東京都 23人(＋ 1)［45.1％］
神奈川県 23人(－ 4)［51.1％］
山梨県 8人(＋ 3)［57.1％］
長野県 5人(－ 9)［45.5％］
新潟県 7人(－ 7)［41.2％］
富山県 5人(－ 6)［41.7％］
石川県 5人(－ 9)［62.5％］
福井県 5人(－ 2)［71.4％］
静岡県 19人(－ 9)［52.8％］
愛知県 26人(－ 13)［65％］
三重県 13人(－ 11)［65％］
岐阜県 16人(＋ 5)［61.5％］
滋賀県 6人(＋ 2)［35.3％］
奈良県 2人(－ 7)［28.6％］
和歌山県 9人(＋ 5)［75％］
大阪府 19人(± 0)［32.2％］
京都府 11人(－ 6)［55％］
兵庫県 24人(＋ 4)［57.1％］
鳥取県 5人(＋ 3)［62.5％］
島根県 1人(－ 5)［33.3％］
岡山県 10人(－ 5)［47.6％］
広島県 17人(＋ 4)［58.6％］
山口県 9人(＋ 2)［60％］
徳島県 8人(＋ 4)［61.5％］
香川県 11人(－ 10)［64.7％］
愛媛県 8人(＋ 2)［57.1％］
高知県 13人(＋ 2)［81.3％］
福岡県 7人(－ 11)［25％］
佐賀県 9人(－ 5)［64.3％］
長崎県 11人(－ 2)［84.6％］
熊本県 10人(－ 6)［62.5％］
大分県 9人(－ 3)［60％］
宮崎県 5人(－ 6)［55.6％］
鹿児島県 11人(－ 5)［52.4％］
沖縄県 5人(＋ 1)［45.5％］
【ワースト3】
＜総数＞
1位：30人 埼玉県(＋5)
2位：29人 千葉県(－1)
3位：28人 北海道(＋8)
＜増減数＞
1位：＋8 北海道(28人)・群馬県(16人)
3位：＋5 埼玉県(30人)・岐阜県(16人)・和歌山県(9人)
＜増減率＞
1位：鳥取県(150％)
2位：和歌山県(125％)
3位：群馬県・徳島県(100％)
＜高齢者構成率＞
1位：青森県(88.9％)
2位：長崎県(84.6％)
3位：高知県(81.3％)
