横浜DeNA国吉がロッテ移籍 有吉とトレード、先発陣再構築へ

国吉佑樹投手(資料写真)

 横浜DeNAの国吉佑樹投手(29)とロッテの有吉優樹投手=178センチ、87キロ、右投げ右打ち=による1対1の交換トレードが14日、両球団から発表された。先発陣の立て直しを図るベイスターズと、中継ぎの強化を狙うロッテの思惑が一致した。

 球団を通じ、国吉は「突然のことで正直寂しい気持ちと、まだ実感がわいてこない。移籍してもしっかり自分らしいパフォーマンスを発揮できるように頑張ります」とコメントした。

 国吉は熊本・秀岳館高から2010年に育成ドラフト1位で入団。19年には自己最速の161キロをマークするなど、中継ぎで活躍してきた。今季は18試合に登板し、1勝1敗、防御率5.16、通算成績は238試合で21勝30敗、防御率3.87。

 有吉は千葉県出身で九州三菱自動車から17年にドラフト5位でロッテに入団。2年目からは主に先発で活躍し、今季の1軍での登板機会はない。通算87試合で9勝13敗、防御率3.95。近日中に入団会見する。

© 株式会社神奈川新聞社