立憲民主党に福岡11歳女児淫行事件が飛び火 本多議員の処分怠り…まともな議員にも打撃

立憲民主党の本多平直衆院議員

福岡県で11歳の女児と性交し、スマホ撮影までしていたとして大学生の男が逮捕されたと14日、毎日新聞が伝えた。このニュースにとばっちりを受けているのが立憲民主党だという。

この事件は「キモい」「世も末すぎ」「言葉を失う」などと反響が大きく、あまりの衝撃に「11歳」がトレンド入りしたほど。しかし、ネットの反応を見ていくと「立憲民主党ならこれも捕まるのおかしいっていうんでしょうかね」などの指摘がチラホラある。それはもちろん、あの発言のせいだ。

同党の本多平直衆院議員は、党の性犯罪刑法改正に関するワーキングチーム(WT)で「50歳近くの自分が14歳の子と性交したら、たとえ同意があっても捕まることになる。それはおかしい」と発言したとして批判されていた。WTでは刑法で性行為が一律禁止される男女の「性同意年齢」を現行の「13歳未満」から「16歳未満」に引き上げることを議論していた。本多氏はその流れに反対していたわけだ。

この発言は炎上した。元2ちゃんねる管理人のひろゆき氏は「同意があっても、捕まって刑務所に入るべきだと思います。近所にいて欲しくないでしょ、、こんな人」とバッサリ。作家の百田尚樹氏も「はっきり言って議員辞職レベルの発言だ」と指摘した。擁護する人はいないといってもいいほどだった。

野党支持のリベラル男性は言う。「ロリコン絡みのニュースがあるたびに本多氏の発言が蒸し返されて、立憲民主党批判になってしまう。立民の中には性同意年齢を引き上げるべきだと思っている人もいるのに、一緒にされてしまうのが残念です」と嘆いた。

この手の事件があるたびに立民にダメージが蓄積しそう。「本多氏をきちっと処分しておけば、少しは違ったかもしれない」と前出の男性は指摘しているが…。

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