きょう15日(火)も大気の不安定な状態が続く。
晴れる所でも天気が急変するおそれがあるため、急な激しい雨や雷雨、突風、ひょうなどに注意が必要だ。
晴れても油断禁物 天気の急変に注意
きょうも梅雨前線は沖縄付近に停滞しており、本州付近からは離れた所に位置している。
ただ、そのぶん、寒気が流れ込みやすい状況で、きょうも全国的に大気の不安定な状態が続きそうだ。
早い所では午前中から雨雲がわきだし、あちらこちらで雨や雷雨となる見通し。
特に午後は東日本や北日本を中心に雷の発生する確率が高く、激しい雨や雷雨になる所がありそうだ。
晴れていても空模様の変化に注意が必要で、急に暗くなる、雷鳴が聞こえるなど、発達した雨雲が近づく前兆があった場合は、安全な建物内に入るなど安全確保を心がけたい。
沖縄は記録的な大雨 災害の危険度高く
一方、梅雨前線に近い沖縄では活発な雨雲がかかり続け、記録的な大雨になっている所がある。
災害の危険度が高くなっている所があるため、警戒が必要だ。
座間味村では50年に一度の記録的な大雨となったため、「気象庁ホームページ」のキキクル(危険度分布)で土砂災害や浸水害、洪水害の危険度の最新の情報を確認し、引き続き警戒する必要がある。
東・西日本を中心に蒸し暑い
日中の気温は東日本や西日本を中心に28℃前後まで上がる見込み。
名古屋では30℃予想で、5日ぶりの真夏日となりそうだ。
湿度が高く、蒸し暑くなるため、日差しが少なくても熱中症に注意が必要だ。
(気象予報士・多胡安那)