着物着て直江津まちあるき 朝市、名所を訪問 京都きもの学院上越支部

 京都きもの学院上越支部(三上正子支部長)は13日、上越市直江津地区で「着物でまちあるき」を行った。約15人が参加し、あでやかな着物姿で街歩きを楽しんだ。

 4月に高田地区で行って以来の実施。集合場所の「ライオン像のある館(旧直江津銀行)」を出発し、近くで開かれていた「三・八の市」で買い物などを楽しんだ後、安寿と厨子王の供養塔、琴平神社、船見公園の人魚像などを巡った。

「三・八の市」を楽しむ参加者ら

 時折雨のぱらつくあいにくの空模様となったが、参加者同士で会話を弾ませながら歩き、直江津の歴史にも触れながら道中を満喫。「直江津を着物姿で歩くのは新鮮」といった声も聞かれた。

船見公園の人魚像を訪ねた参加者ら

 三上支部長は「着物は日本の文化。一人でも多くの人に着てもらって、親しんでもらえれば」と話していた。

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