EURO2020グループE初戦が開催され、スペインがエスタディオ・オリンピコ・セビージャにスウェーデンを迎えた。
【EURO展望：グループE】不安定さ目立つも…自力で勝るスペイン優位は変わらない
代表史上初めて、レアル・マドリード所属の選手を一人も招集しない思い切った選考を行ったスペイン。大会直前には複数選手がコロナウイルス陽性反応で隔離を強いられる中、スウェーデン相手に積極的な姿勢を見せる。ダニ・オルモやペドリといった若手が果敢にゴールを狙い、中盤では経験豊富なコケがゲームをコントロール。スペインが優位を保ち試合を折り返す。
D・ジョレンテに新型コロナ陽性反応…ブスケッツに続きEURO開幕戦を欠場に
後半に入っても攻め続けるスペインは、コロナウイルスで隔離中のセルヒオ・ブスケッツに代わってスタメンに名を連ねたロドリも高い位置を取り、人数をかけて攻撃に厚みを加える。しかし再三の決定機をモノにできず、逆にスウェーデンに前掛かりになった裏のスペースを狙われる場面も。結局スペインは最後までゴールを決めることなく、初戦はスコアレスドローに終わった。
