今季限りでイタリア1部ユベントスを退団した元イタリア代表GKジャンルイジ・ブフォン(43)が同2部パルマに移籍することが確実になったと、同国紙「レプブリカ」が伝えている。
世界屈指の実績を誇るイタリアの守護神は、ユベントスで今季13試合に出場するも、新天地を求めて退団を決意。すでに同1部ローマやアトランタ、ポルトガル1部ベンフィカが獲得に興味を示し、スペイン1部バルセロナからは第2GKとしてのオファーが届くもプレー機会を求めて固辞するなど、来季の去就が注目されていた。
そんな中、同紙によると、2001年夏にユベントスへ移籍するまで所属していた古巣パルマへ復帰する見込みという。今季は1部で最下位となり、来季は2部からの再スタートになるが、すでに2年契約で正式オファーを提示しており「プロキャリアをスタートさせたパルマで現役を終えることになるかもしれない」と指摘した。
ブフォン自身も下部ながらもパルマ入りには前向きな様子で「私が受け取った提案は魅力的です」とし「原点に戻る可能性もあります」とコメントしており、17歳でプロキャリアをスタートさせたクラブで再始動することになりそうだ。