価格差50万円。日産 新型ノート オーラとノート最大の違いは内装にあり! フル液晶メーターや明るい内装色など“ノート オーラだけ”の装備満載

2020年12月に登場した日産 新型ノートに早くも派生モデル「ノート オーラ」が加わった。ざっくり言ってしまえばノートの最上級モデルという位置付けであるのだが、内外装デザインがかなり異なるのだった。とくに注目はフル液晶メーターや明るい内装色が選べるなど、内装に大きな違いがあるのだ。そこでノートとノート オーラの内装の違いを見ていこう。ちなみに最上級グレード同士で比べると約50万円の違いがあるのだが、その価値があるのだろうか!?

日産 新型「NOTE AURA(ノート オーラ)」[2021年6月15日(火)発表・2021年秋発売予定] [photo:茂呂 幸正]

高級になった新型ノートにさらなる上級モデルが追加

2020年12月に発売された日産 新型ノートは全車e-POWERモデルとなり、そしてライバルを圧倒するほどの豪華な内装。そして高速道路やバイパスといった自動車専用道路においてアクセルやブレーキ、さらにはステアリング操作をアシストしてくれるプロパイロットを搭載するなど注目度は抜群である。そんな新型ノートに早くも最上級モデルが加わったのだ。

>>

【メーター比較】最大の違いはフル液晶メーターか否か! 新型ノート オーラのメーターは視認性もバツグン

新型ノート オーラの内装は一見するとノーマルのノートと大きな変更点はないようにも思える。だが、フル液晶メーターの採用やシフト周辺の加飾などが異なるのだ

冒頭に述べた通り、内装に大きな違いがあるという。

まず注目すべきは新型ノート オーラのフル液晶メーターだ。というのもノートはフル液晶メーターとは言い難い内容で、7インチカラーディスプレイとデジタルメーターを備えたタイプのモノであった。つまりメーター全てが液晶というタイプではなかったのだ。

200万円台スタートの国産コンパクトカーの中で、12.3インチのフル液晶メーターを備えるは新型ノートオーラだけ

それに対して新型ノート オーラは12.3インチのフル液晶メーターを採用。これにより速度計と燃費やオーディオといったふたつの情報を同時に表示することが可能となっている。例えばプロパイロットを起動した際などは、画面左右に速度計と回転計を。そして画面中央にプロパイロットの起動画面といった使い方が可能となっている。つまり視認性と、先進性を大幅に向上させたというワケ。

【内装色比較】ブラックだけじゃない! 新型ノート オーラはホワイト系の内装色も用意

パワーシートは装備されないものの、これまで設定のなかった明るい内装色が選べるのは嬉しいポイントだ

そして内装色にも違いがある。これまでノートにはブラックを基調とした内装色しか選択できなかったが、新型ノート オーラにはブラックレザー、エアリーグレーと名付けられたホワイト基調の内装色を。そしてブラックとブラウンのコンビネーションシートなど大きく3つの内装色をラインアップしているのだ。

ちなみに新型ノート オーラには2つのグレードからなっており、ベースグレードとなる「G」はブラックとブラウンのコンビネーションシートを備える。対して最上級グレードにあたる「G レザーエディション」はブラックとエアリーグレーの2種の本革シートから選べるイメージである。

ノーマルのノートには設定されていないカラーが選べるのは嬉しいポイントである。

>>

価格差50万円も納得!?

今回は日産 ノートとノート オーラの内装を比較してきた。最上級グレード同士で比べるとノート X(218万6800円)、ノートオーラ G(261万300円)と50万円の価格差があるため、新型ノート オーラが豪華な内装を有しているのは当たり前ではある。だが、内容を考えれば新型ノートオーラを検討するのは大いにありである。

これから検討する方はノートだけでなく、ノート オーラとも比べてみて欲しい。

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

© 株式会社MOTA