【WWE】女帝アスカがロウ女子王者リアに敗退 真夏の祭典に向け巻き返しへ

アスカはリア・リプリー(左)に首折り弾を見舞うも3カウントを奪われた(©2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

〝女帝〟ことアスカ(39=華名)が、ロウ女子王者リア・リプリー(24)とのシングル戦に臨むも、3カウントを奪われる無念の結果となった。

配信されたWWEのロウ大会で、アスカは王者と一騎打ち。王者はPPV大会「ヘル・イン・ア・セル」(20日)で女王様シャーロット・フレアー(35)と激突するが、先週大会のタッグ戦ではシャーロットと組んでアスカ、ニッキー・クロス(32)と対戦するも、ニッキーにフォールを奪われる失態を演じた。

アスカは卍固めからスリーパーで王者を捕獲するも、場外ではバリケードへの肩車バスターを食らってしまう。それでもミサイル弾からヒップアタック、ジャーマン、スライディングキックの波状攻撃を見せた。

しかし腕を決めにいったところ、逆に担ぎ上げられて必殺のリップタイドで3カウントを奪われてしまった。

試合後は第1試合でニッキーにリングアウト負けを喫したあげく、観戦していたリアにリップタイドを食らって大の字となった女王様が乱入。リアと大乱闘となり、スタッフ10人以上が入ってようやく制止した。

好調をアピールしながらも一歩後退した格好のアスカだが、王座戦の勝者への挑戦を胸に、真夏の祭典「サマースラム」(8月21日)へ向けて巻き返しを図るしかない。

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