野山に咲く花の専門店を営む西山美華に密着。 赤江珠緒も驚きの「花の愛し方」とは?

フジテレビ系で本日6月15日に放送されるドキュメントバラエティー「セブンルール」(火曜午後11:30=関西テレビ制作)では、京都市北区の古い町屋が並ぶ一角にある、全国でも数少ない山野草の専門店「花屋みたて」店主・西山美華氏に密着する。

一般的な生花店では1年中咲くようにハウス栽培された花を扱うのに対し、「花屋みたて」では、ツキヌキニンドウやタイツリソウ、ホタルブクロのような野や山に咲く野生の花だけを取り扱う。毎月、彼女が選んだ花が届く宅配サービス「季節のおまかせ便」のファンは全国に広がり、店を訪れる客も「自然に寄り添ったかわいさでちょっと渋い」「山で見かけるとうれしいし景色の解像度が上がる」と、ほかでは味わえない「花との出合い」に喜びを隠せない。

広島で生まれた西山氏は、幼い頃から自然の中に咲く花が大好きだった。好きすぎるあまり、野山に咲く花を食べるようになり、「病院に駆け込んだこともあった」と当時を振り返る。大阪の大学を卒業後、憧れだった大手の生花店に就職。ところが、「花で人を感動させたいのに自分が感動できなくなった」と感じるようになり、8年前、30歳の節目に「花屋みたて」を夫と共にオープンした。

「“花を売る”よりも“季節を売る”仕事をしたい」と語る西山氏。店内に並ぶ、自然そのままの美しい草花や花木は売り物ではなく、あくまでお客さんの好みを知るための観賞用。完全予約制で、1時間かけて好みを聞き出す独自の販売スタイルで、自らの思いを届ける。

今回、カメラは、ミシュラン一つ星料亭からの依頼で花を生ける現場や、骨董品店で花器を探す休日に密着し、彼女の感性を映し出す。さらに、夫と小学2年生の一人息子と暮らす自宅では、独特の子育て術や、庭に咲く花を毎朝短時間で手軽に生ける「花と共にある生活」にも迫る。花から生まれる思い出を共有するため、野山に咲く花を売る「花屋みたて」店主・西山氏の七つのルールとは?

スタジオゲストとして赤江珠緒が登場し、「花を家に飾るとうれしい効果がある」と、花のある生活のよさを明かす。収録後には「西山美華さんの花の愛し方が尋常ではないのに驚きました。美華さんは「花」も「子育て」も自然にあるものを生かす達人だと思いました」とコメントしている。

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