巨人の丸佳浩外野手（３２）が１５日、ジャイアンツ球場で行われた一軍練習に合流。１８日の阪神戦（甲子園）から一軍に昇格することも決まった。
不振により二軍降格後の５日からファームで再調整を続けてきたが、この日の全体練習で一軍首脳陣やナインらと久々の再会を果たし汗を流した。
練習後には「結果うんぬんではなくて、自分の中で打席の入り方とか、そういった部分では少しずつですけどできているのかなとは思っています」と述べた。調整期間中に復活への手応えをつかんだ様子だ。
ファームでは長嶋茂雄終身名誉監督（８５）から直接指導も受け「主に姿勢の話をしていただいた。ああいうふうにおっしゃっていただいたので、自信をもってやっていけたらなと思います」と振り返っていた。
一方、原辰徳監督（６２）は丸の状態について「大丈夫でしょう」とした上で「日焼けもしていて。『もう二度と（二軍降格が）ないようにしていこうな』と。『俺も嫌だし、お前も嫌だろう？』と（聞いた）。（丸は）『はい！』って」。２人で約束し合ったエピソードを明かすとともに、リーグ戦が再開する１８日の阪神戦から丸を再昇格させることも明言した。
首位・阪神とのゲーム差「７」を少しでも縮めるため、背番号８の活躍に期待がかかる。
