【全日本】世界タッグ王者の宮原&青柳が会見で襲われ屈辱の〝変顔〟

土肥に暴行を受けた世界タッグ王者コンビ(左から宮原、青柳)

26日の全日本プロレス・東京・大田区総合体育館大会の会見が15日に都内の事務所で行われ、世界タッグ王者の宮原健斗(32)、青柳優馬(25)組が挑戦者の土肥こうじ(31)から暴行を受ける事態が発生した。

26日に世界タッグ王座を懸けて戦う3人はこの日、そろって会見に出席。土肥の相棒・羆嵐は欠席で「土肥熊がかっこいいところを見せて世界タッグのベルトをいただいちゃいます」とのコメントを大森北斗が代読した。このせいで青柳が「つまり大森北斗が挑戦者ってこと?」と勘違いしてしまうなどすったもんだの末、土肥が宮原に「俺たちは最低で最高のタッグなんだよ。だからお前は最高を名乗るのを辞めろ」と因縁を吹っ掛けた。

春の祭典「チャンピオン・カーニバル」を前に〝エース〟の肩書を返上したばかりの宮原は、もう1つの肩書〝最高男〟まで失うわけにはいかず回答を濁していたがまさかの青柳が「最高でもなんでも懸けてやる」と受諾。〝獅子身中の虫〟とはまさにこのことか、目を丸くする宮原を尻目にに土肥から「全日本にアグラかいてんじゃねえぞ!」と殴り掛かられ、テーブルや壁に叩きつけられた。あわれ宮原と青柳は土肥に組み敷かれ、〝変顔〟をさらされる始末。決戦を前に不安を残した。

全日本きってのさわやかコンビは、泥臭い土肥&羆嵐にこのまま押しつぶされてしまうのだろうか。

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