6月26日に築山神社本殿・拝殿修復見学会 銅板葺きの現場を解説付きで

▲修復が進められている築山神社

 2019年度から2021年度にかけて保存修理工事が行われている築山神社(山口市上竪小路)の本殿・拝殿の修復現場見学会が、6月26日(土)の午前10時からと11時からの2回実施される。所要時間は、各回約50分。

 銅板葺きの珍しい修復現場を、解説付きで間近に見ることができる。

 申し込みは、6月17日(木)以降に主催の山口市教育委員会文化財保護課へ電話(TEL083-920-4111)、メール(bunkazai@city.yamaguchi.lg.jp)、ファクス(FAX083-920-4112)のいずれかで申し込む。参加は無料で、定員は各回30人。小学3年生以下は、要保護者同伴。

 築山神社は、1605(慶長10)年に毛利輝元が多賀神社(上宇野令)の境内に創建した「宝現霊社」が始めと伝えられている。現在の本殿・拝殿は、1742(寛保2)年に興隆寺(山口市大内)の東照宮として建立されたもので、1870(明治3)年に現在地へ移築された。

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