〈動画あり〉県高校軽音楽大会 4校16バンド熱演 全力のパフォーマンス披露

 「新潟県高等学校軽音楽大会 夏の県大会2021」が12日、上越市の高田城址公園オーレンプラザで開かれた。

 県内の高校軽音学部有志で組織する県高等学校軽音楽連絡会が主催する合同発表会で、夏と冬の2回行っている。軽音学部が他校生徒と交流し、音楽系専門学校の指導者から審査、講評を受ける貴重な機会となっている。

 夏の大会はホールを使用するのが最大の特徴。上越総合技術高、上越高、糸魚川白嶺高、開志学園高の4校から16組のバンドが参加し、全力のパフォーマンスを披露した。感染症対策のため無観客としたが、他のバンドメンバーが客席から手拍子や振り、ヘッドバンギングをして盛り上げた。

3年生にとっては最後の大会。どの組もリハーサル以上の演奏をし、成長ぶりを見せた

 3年生にとっては最後の〝大会〟。上越総合技術高「Clossing Destiny」の田中優哉君(3年、ボーカル)は「久しぶりで緊張もあったが、練習の成果が出せた。午前のリハーサルと比べて、本番は聞く人がいるので、より力の入った演奏ができた」と話していた。

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