波瑠の誕生日を「ナイト・ドクター」メンバーが会見で祝福。キンプリ・岸優太、イジリ担当・田中圭の不在に寂しげ!?

フジテレビ系で6月21日スタートするフジテレビ系連続ドラマ「ナイト・ドクター」(月曜午後9:00)のリモート記者会見に、主演の波瑠、共演する岸優太(King & Prince)、岡崎紗絵、沢村一樹が出席した。

本作は、夜間救急専門の“ナイト・ドクター”結成のために集められた、年齢も性格も価値観も全く異なる医師たちが、夜は命に、昼はそれぞれの人生に向き合いながら唯一無二の絆を紡いでいく青春群像医療ドラマ。柏桜会あさひ海浜病院でナイト・ドクターとして働くことになる主人公・朝倉美月(波瑠)が、救急医の成瀬暁人(田中圭)、深澤新(岸優太)、桜庭瞬(北村匠海)、高岡幸保(岡崎紗絵) と共に、指導医・本郷亨(沢村一樹)の下で、“365日24時間、どんな患者も断らない”ナイト・ドクターとして奮闘する。

波瑠から「今日は田中圭さんがいないから、岸さんが寂しそう」と水を向けられ、岸は「撮影では特に田中圭さんが僕のことをいじってくれるので、感謝しかない。今日はめちゃくちゃ寂しい」と残念そうな表情を浮かべた。

さらに、沢村からも「現場では、イジリ役の田中圭くんとイジられ役の岸くんが2人並ぶと面白い。カンチョーする大人とカンチョーされる大人を僕は初めて見た(笑)」と暴露されると、岸は「圭さんからはカンチョーをされ過ぎて頭がおかしくなりそうなくらい、人生で一番カンチョーをされました(笑)。一度なんてものじゃありません。両手では収まり切らないくらいされている」と被害を明かした。それでも「撮影中はなんだかんだ、圭さんからのイジリがないと自分も楽しくない。イジリがあって、自分も気分を上げてもらっているところがある」と感謝していた。

あらためて「月9」ドラマ初主演の波瑠は「医療ドラマも医師役の経験もなくて、リハーサルから一から勉強しました。覚えなければいけないものが多くて、圧倒されて苦労しました。実際のお医者さまが現場にいたので、いろいろと質問させてもらってどうにかやらせてもらっている形です。夜の病院は緊急性の高い患者さんが多かったりして、不安になる場所でもあると思うけれど、医師として命を守る仕事をしている一人一人の人間を映し出せたらいいなと思います」と抱負を述べた。

また、「撮影現場はリラックスできる現場で、周りの役者さんが頼もしくて甘えられるのがいいです。優しさに包まれています」と明かし、「田中さんは芸能のお仕事をしている方には珍しく、普通の感覚を持っている方で。地に足がついていて、面白いことも大好きで、周りを見ている方。田中さんが現場にいるのといないのとでは空気が違います。岸くんをいじるのも、相手を見てやっている。見極める力を持っている方だと思います。北村匠海さんは不思議な落ち着きを持っている方で、一番若いのに堂々としていて落ち着きがあってミステリアスな方です」と会見に出席できなかった2人についても触れた。

岸も「北村匠海さんは自分よりも年下だけれど、中身は大人。人生相談をしてもらっています。優しく受け答えしてくれるので、甘えて質問とかしてしまう。お芝居の面でもプライベート面でも相談しています。これまでいろんなことを成し遂げてきた方なので、意見を聞いて自分も参考にして、スポンジのように吸収しています」と語った。

岡崎は自身の役柄について「高岡幸保はできる人ということがベースにあり、テキパキとできるような女性でありたかったので、同時に患者さんを受け入れる時に、周りを見ながら、慣れない所作をしながら演じるので大変でした」と奮闘しているようだが、「田中さんと岸さんのやりとりは近くで見ることがありますが、突然くすぐられたりして、楽しんでいる2人を見て周囲が優しい空気になる。そんな楽しい現場です」と和やかな雰囲気の中で撮影を楽しんでいる様子を見せた。

若者たちを導く役を演じるベテランの沢村は、波瑠について「医師役をやったことがないというのがうそだろと思うくらい、撮影では役柄に入り込んでいました。座長としてリラックスしていて、スケジュールも大変なのに泣き言を一度も言わないし、座長として板についている。そんな姿を見て僕らもリラックスができています」と太鼓判を押し、「田中くんは頭の回転が速いし、ユーモアもある。匠海くんは若いのにしっかりしている。匠海くんと岸くんが並ぶと面白い。個性の強い岸くんが現場を盛り上げてくれています」と男性陣の素晴らしいコンビネーションも報告した。

加えて、6月17日に30歳の誕生日を迎える波瑠をサプライズで祝福。波瑠は「なんか後ろでガサガサやってるなって思ったんですよ、これかあ! こういう場でこういうふうになるの初めてで…涙はでないです、すいません。本当にびっくり」と驚きつつ、喜びを口にした。

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